やまと動物病院 > お知らせ

イヌの肛門周囲腺腫の摘出手術(腫瘍外科)

2023/4/7(金)

主に肛門周囲に硬結したシコリとして発生する良性腫瘍です。尾の根元などにふくらんだ腫瘤として認められることもあります。オスに多くみられ、メスの10倍ほど発生頻度が高いです。そのため雄性ホルモンが関与しているとされ、去勢した犬では本症の発生はほとんどみられません。今回の子は既に去勢手術済みでしたが発生していましたので手術済みの子も注意が必要です。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2023/4/5(水)

市外の先生からけいれん発作が出るとのことでMRI検査の依頼がありました。検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でご紹介もとの病院様での治療となりました。

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(眼科外科)(マイボーム腺腫)

2023/4/3(月)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。今回の子もキレイに治りました。病理組織検査の結果は「マイボーム腺腫」で良性でした。良かったね。

犬の乳腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2023/4/1(土)

ポメラニアンちゃんが乳腺にできた複数のシコリを気にされて来院されました。飼い主様と相談の結果、両側乳腺全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、右第5乳腺部で「乳腺癌(単純型)」、他は良性でした。無事元気に退院しました。

犬の肛門嚢アポクリン腺癌の手術(腫瘍外科)

2023/3/30(木)

ダックスちゃんが肛門近くにできたシコリを気にされて来院されました。細胞診検査の結果、悪性腫瘍が疑われたため摘出手術となりました。摘出後の病理組織検査の結果は「肛門嚢アポクリン腺癌」でした。病理診断医のコメント「明らかな脈管浸潤像は観察されませんが、本腫瘍は腹腔内リンパ節へ転移する場合があるため、経過にはご注意下さい。」肛門嚢アポクリン腺癌は、肛門周囲腫瘍の中では悪性度の高いものですので今後も注意が必要です。

犬の橈骨尺骨骨折の手術(整形外科)

2023/3/28(火)

右前腕骨折のマルチーズちゃんです。橈尺骨骨折は動物病院では一番よくある骨折です。ロッキングプレートであるPAXで対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。

犬の腎臓摘出の手術(泌尿器外科)(腎膿瘍)

2023/3/26(日)

ワンちゃんが、元気食欲が廃絶した状態で来院されました。検査の結果、右側の腎臓・尿管結石に細菌感染を起こし、腎膿瘍になっていることがわかり、手術により摘出しました。その後お薬での治療ののち元気に退院しました。よかったね。

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2023/3/24(金)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

ネコの脛骨骨折の整復手術(整形外科)

2023/3/22(水)

落下事故で右足の脛を骨折したネコちゃんが来院されました。ロッキングプレートであるMATRIX2.0と2.0スクリューで手術し、無事元気に歩いて退院していきました。よかったね。

犬の前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/3/20(月)

当院では他院様からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

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