手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩けるようになりました。よかったね。
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。MRI検査で第12-第13胸椎間椎間板ヘルニア・右側頭側優位な圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く
大型犬の子が左前脚の跛行で来院されました。MRI検査では左肘関節内側に腫瘤を認め、腫瘤部の組織検査及び左腋窩リンパ節生検を行いました。腫瘤部の組織検査の結果は「滑膜肉腫」であり、リンパ節は反応性の所見を示し、腫瘍細胞の浸潤は認められなかったため後日断脚手術となりました。
当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)
ワンちゃんが後ろ足の足首付近にできた腫瘍を気にされて来院されました。外科手術で切除しました。術前検査で悪性腫瘍が疑われたため念のため底部筋膜ごと切除しました。病理組織検査の結果は「肉腫NOS」でした。検索範囲に脈管内浸潤は認められず切除縁上に同増殖所見は認められませんでした。無事元気に退院しましたが、今後も注意が必要です。
大型犬の子が脾臓腫瘍破裂の緊急手術依頼で来院されました。脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている危険な状態でした。手術は無事終了、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「血管肉腫」でした。
チャトラとクリームの男の子たち 生後1ヶ月齢 元気で可愛い子たち 面会できます(要予約になります。安東本院までお電話にてお問い合わせ下さい)
ポメラニアンちゃんの帝王切開でした。お腹の中に1頭だけでしたが元気に生まれました。良かったね。
子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんは左右の卵巣が「顆粒膜細胞腫」という腫瘍にもなっていました。術後無事元気に退院できました。よかったね。
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。