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犬の腹腔内潜在精巣(停留精巣)の手術 (外科)

2023/10/11(水)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。今回の子は右側の精巣がお腹の中にありました。小さな傷で無事手術も終了し元気に退院しました。よかったね。

犬の膀胱・尿道検査(エコーガイド下カテーテル生検)

2023/10/9(月)

ダックスの女の子が血尿・頻尿・尿もれの症状で来院されました。エコー検査で膀胱尿道移行部の粘膜面の腫大を認め、麻酔下で細胞検査を行いました。エコーガイド下でカテーテルを病変部分に誘導し細胞を採取しました。針で刺す検査に比べ悪い細胞を撒き散らす心配のない優れた検査です。セルパック法による組織検査の結果は「移行上皮癌」でした。その後ピロキシカムでの内科治療となりました。

犬の皮下停留精巣の手術(外科)

2023/10/7(土)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。今回の子は鼡径部皮下にエコーで確認でき、翌日無事退院していきました。よかったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/10/5(木)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

10月11日(水)静岡南病院 診察時間変更のお知らせ

2023/10/3(火)

10月11日(水)静岡南病院は9:00~9:40の間、施設内停電のため診察は10:00開始となります。番号札は通常通り8:00からお配りしています。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。

犬の胆嚢摘出の手術(外科)

2023/10/1(日)

チワワちゃんが嘔吐・食欲不振の体調不良で来院されました。エコー検査で胆嚢粘液嚢腫および部分的な胆嚢破裂を疑い開腹手術となりました。胆嚢摘出および腹腔内をよく洗浄しました。その後無事元気に退院していきました。よかったね。

犬の乳腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2023/9/29(金)

チワワちゃんが乳腺にできた複数のシコリを気にされて来院されました。両側乳腺領域切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、3か所が「乳腺癌」でした。以下、病理診断医の先生からのコメント:いずれの腫瘍巣も切除縁上に明らかな腫瘍の増殖は認められませんが、右鼠径リンパ節には転移を示唆する所見を認めますので、経過に注意は必要です。

犬の瞬膜血管肉腫の切除手術(腫瘍外科)

2023/9/27(水)

大型犬の子が瞬膜にできた赤い腫瘤を気にされて来院されました。生検の結果、悪性の「血管肉腫」との診断が出たため、瞬膜全切除手術を行いました。現在術後3年経過しましたが再発もなくドライアイ症状もありません。良かったね。

ネコの骨盤骨折の整復手術(整形外科)

2023/9/25(月)

ネコちゃんが骨盤骨折で来院されました。ロッキングプレートであるPAX2.0で固定する手術を行いました。術後元気に歩けるようになり退院しました。よかったね。

犬の腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2023/9/23(土)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。無事退院し、その後元気に歩けるようになりました。よかったね。

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