中型犬の子が脾臓腫瘍破裂の緊急手術依頼で来院されました。脾体部に大型の腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている大変危険な状態でした。輸血も併用し手術は無事終了、元気に退院しました。脾臓の病理組織検査の結果は「線維組織球性結節」でした。線維組織球性結節は様々な悪性度の病態が含まれ、肝臓などに転移する場合もあるため、定期的に経過をエコーでみていくことになりました。
手術の様子です。2か所開窓しました。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩けるようになりました。よかったね。
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。MRI検査で第1-2、第3-4腰椎間椎間板ヘルニアどちらも左側頭側優位な圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く
ワンちゃんが定期健診のエコー検査で脾臓に複数の腫瘤が見つかったため摘出手術となりました。脾臓の病理組織検査の結果は「線維組織球性結節(グレードⅡ)/結節性過形成」でした。線維組織球性結節は様々な悪性度の病態が含まれ、肝臓などに転移する場合もあるため経過観察が必要です。
生後2ヶ月 男の子と女の子の5兄妹 ミルク大好きな甘えん坊さん 面会できます(要予約になります。安東本院までお電話にてお問い合わせ下さい)受付にいることもありますので是非面会に来てください。
フェレットちゃんが元気食欲不振で来院されました。エコー検査の結果、腸閉塞を認め緊急手術となりました。摘出したものは、ウレタンのスポンジでした。その後元気に退院しました。よかったね。
チワワちゃんが左下顎の腫れを気にして来院されました。レントゲンおよびエコー検査から歯原性嚢胞を疑い手術を行いました。嚢胞内には液体及び未萌出歯を確認しました。嚢胞壁を剥離し骨を掻爬し歯肉を閉鎖しました。病理組織検査では、歯組織に隣接して一部扁平上皮に覆われた嚢胞病変が観察され、歯が含まれていたことも考慮して含歯性嚢胞と診断されました。
小型犬の子が脳発作、斜頸、ふらつきの症状で来院されました。MRI検査では右大脳背側にT2/FLAIR高信号、T1等信号を示す、最大径約3mmの孤立性結節を認めるました(黄矢印)。また、右小脳半球の背側領域に境界明瞭なT2高信号、T1等信号域を認めました(赤矢印)。MRI所見から小脳梗塞が強く疑われました。大脳の方は小脳の病変を併発していることからラクナ梗塞を第一に疑いました。
大型犬の子が脾臓腫瘍破裂の緊急手術依頼で来院されました。脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている危険な状態でした。輸血も併用し手術は無事終了、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「血管肉腫」でした。
上顎と下顎に腫瘍ができたワンちゃんが来院されました。MRI検査と病理組織検査を行いました。病理組織検査の結果はどちらも「肉腫NOS(悪性黒色腫を第1に疑う)」でした。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。