犬の椎間板ヘルニアは強い痛みや、足が麻痺して歩けなくなる怖い病気です。
椎間板ヘルニアになってしまったワンちゃんたちが、1日でも早く、楽しい生活を取り戻せるよう、
やまと動物病院はがんばっています。
椎間板ヘルニアは人だけでなく、動物にも起こります。
特に胴の長い犬種に多く、ミニチュアダックスフントやコーギーなどは要注意です。
犬の椎間板ヘルニアは、場合によっては脊髄軟化症という状態に進行し、命を失うこともあります。
早期の適切な診断・治療が大切です。
まず一般的な診察により、症状から病変部位をしぼりこみ、MRI検査を行います。
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脊髄神経が圧迫されている様子がMRI検査により鮮明に確認できます。
脊髄周囲の腫瘍など、椎間板ヘルニアとは別の病気であっても、脊髄神経が障害をうけていれば、外見上は椎間板ヘルニアと同じように見えてしまいます。しかしMRI検査であれば、圧迫部位の特定のみならず、脊髄神経内部の詳細な状態まで検査することが可能ですので、手術前に、これらの原因を明らかにすることが可能です。
MRI検査により、従来のレントゲンによる脊髄造影検査に比べ、よりワンちゃんに安全で、負担の少ない、より詳細な検査が可能となります。
お薬による治療、コルセットによる保護、電気を使った針治療、赤外線温熱療法などを組み合わせて行います。
手術により、背骨を削って、脊髄を圧迫している椎間板物質を取り除きます。
症状が重い場合には、できるだけ早く手術することが重要です。
MRIの画像、レントゲン写真と比較しながら、正確な手術を行います。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。