下顎にできた腫瘍の摘出手術を希望で来院されました。摘出後の病理組織検査の結果は悪性黒色腫でした。この腫瘍は口腔内に発生した場合、転移も早く予後が悪いことが多いです。普段から口腔内をチェックすることが大切です。今回の子は病理組織で大部分の腫瘍細胞の細胞質内に豊富なメラニン顆粒を含有するタイプでした。悪性黒色腫の中でもこのタイプは予後が良いことがあり、その後18歳になるまで2年間再発はありませんでした。
猫の高グレードリンパ腫の下部内視鏡検査
子猫の里親さん募集しています→9/5決まりました。ありがとうございます。
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。