肛門の横に出血するシコリがあるとのことで来院されました。肛門周囲腺由来腫瘍が疑われたため手術で摘出となりました。摘出後の病理組織検査の結果は「肛門周囲腺上皮腫」でした。以下、病理診断医のコメント:重度の出血を伴いながら肛門周囲腺の芽細胞が増殖しており、肛門周囲腺上皮腫と診断します。同腫瘍はときに局所再発が問題となる低悪性度の腫瘍といわれています。念のため経過にご注意ください。
犬の慢性化膿性鼻炎のMRI検査
ネコの消化管リンパ腫の手術(腫瘍外科)
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。