犬の頚部椎間板ヘルニアの手術(ベントラルスロット術)その1
2014/6/10(火)
今月は頸部椎間板ヘルニアの手術が通常よりも多いです(先週だけで3件ありました)。頸部椎間板ヘルニアは痛みを訴えるケースが多いですが個人差もあり、別の病気と勘違いされているケースもあります。画像のワンちゃんは、体が痙攣する(ミオクローヌス)、元気がないとの症状で精密検査ご希望で転院されてきました。ご自宅でも、診察中も痛がりはありませんでしたが、過去にも同様の症状で癲癇発作のMRI検査依頼をうけた子が頸部椎間板ヘルニアだったことがあり、症状が酷似していたので頸部MRI検査も行いました。結果、重度の椎間板の突出を認め、手術となりました。