エコー検査にて子宮の腫瘍とまではわかりましたが、悪性・良性は画像からは不明でした。通常この位置の腫瘍は、悪性の場合は骨盤の骨を開ける手術が必要です。骨を切る準備をして手術に入りましたが、開けてみたところ良性の子宮筋腫と判断し、骨盤を切らない手術となりました。骨盤を切らないために、スタッフが肛門側から指を挿入し、腫瘍をお腹側に押しもどしながら、お腹側から切除するという方法をとりました(核出術という方法です)。
犬の骨盤腔内平滑筋腫核出術(その1)
犬の骨盤腔内平滑筋腫核出術(その3)
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。