両後足麻痺(グレード3)で来院されました。MRIでは椎間板物質の逸脱は軽度ですが、左側優位に急性期の出血を疑う画像が撮影されました。この場合グレードや症状の進行度によって内科的に治療するか外科手術かを検討します。この子の場合、経験的に内科でいけるとの判断で治療した結果、3日目に歩行ができるほど回復しました。MRI画像では、圧迫の原因が椎間板物質なのか出血なのかまで判断でき、手術を回避できる子もいます。
モルモットズツキダニ(エキゾチック)
犬の椎間板ヘルニアの分類
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。