ワンちゃんが頸部痛の症状で来院されました。MRI検査では後頭骨の一部が頭側に変位し(後頭骨低形成)小脳の一部が頭蓋外に脱出しているのが確認されました(小脳ヘルニア)。またC3〜C6レベルの脊髄中央部に線状のT2高信号域も認められました(初期の脊髄空洞症または脊髄炎)。これら一連の後頭骨形成不全症候群が頚部痛の原因となっている可能性が考えられ、内科治療となりました。
犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)
イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。