10歳のウサギさんが陰部からの出血を繰り返すとのことで来院されました。エコー検査にて子宮に腫瘤を認め、手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「子宮内膜腺癌」でした。病理の先生からは「腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されず、切除縁にも腫瘍細胞は認められない。左右卵巣組織に著変はみられない。」とのコメントでした。翌日元気に退院されました。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。
ネコの脳神経症状のMRI検査
イヌの大腿骨頭切除手術(整形外科)
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