ワンちゃんが排尿困難の症状で来院されました。超音波検査では前立腺が腫大し辺縁が軽度に不整化していました。前立腺内部はやや不均一な低〜等エコー性を示しており、エコー源性を有する嚢胞部を認めました。 MRI画像では前立腺実質はT2高〜等信号、T1等信号を示しており、去勢雄であることから前立腺腫瘍(前立腺癌、移行上皮癌など)を強く疑う所見でした。画像検査と同時に尿道カテーテル生検材料によりBRAF遺伝子変異検査を行い悪性腫瘍が疑われたためお薬による治療となりました。
イヌの脾臓摘出手術(腫瘍外科)
犬の子宮蓄膿症の手術(外科)
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。