ウサギの子宮内膜過形成(エキゾチック)
2022/10/2(日)
陰部からの出血を繰り返し、元気食欲がないとのことで来院されました。エコー検査にて子宮に腫瘤を認め、手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「子宮内膜過形成」でした。「左右子宮角の子宮内膜は、びまん性に過形成所見が認められます。卵巣では、卵胞の形成が認められますが、検索範囲で明らかな腫瘍性病変は認められません。」とのコメントでした。翌日元気に退院されました。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。