左後肢の指に腫瘍のできたワンちゃんが来院されました。細胞診検査の結果、悪性の「肥満細胞腫」と診断され、手術となりました。肥満細胞腫などの皮膚悪性腫瘍の手術では腫瘍を残さず取り切るために、周囲と深さを大きく取ります。歩行できるよう患肢を温存するために断指することでサージカルマージンとしました。病理組織検査の結果は「肥満細胞腫(グレードⅡ/低グレード):検索範囲に腫瘍の脈管浸潤像は認めず、サージカルマージンは十分確保されます(15mm)」
犬の肛門周囲腺腫の手術(腫瘍外科)
犬の後頭骨形成不全症候群のMRI検査
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。