ウサギの子宮内膜出血の手術(エキゾチック)
2024/9/12(木)
3歳のウサギさんが、1ヵ月前からの血尿という主訴で来院されました。エコー検査で子宮に異常を認め卵巣子宮全摘出手術を行いました。検査の結果は「内膜出血」でした。「子宮内膜には出血がみられます。活動的な炎症や明らかな腫瘍性変化は認められません。卵巣に著変は認められません。」との病理の先生からのコメントでした。翌日元気に退院されました。「女の子のウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。