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猫伝染性腹膜炎( FIP )による化膿性肉芽腫性大腸炎の検査(消化器外科)

2025/3/29(土)

生後6か月の猫ちゃんが慢性下痢の精査希望で来院されました。超音波検査で大腸壁の肥厚及び腸間膜リンパ節の腫大を認め、元々予定していた避妊手術と同時に組織生検を行いました。検査の結果は「化膿性肉芽腫性大腸炎」であり、追加検査で抗体に対する免疫染色を実施したところ、病巣部のマクロファージと思われる単核細胞の細胞質内にウイルス抗原が検出されました。以上の結果より、猫コロナウイルス感染を伴う化膿性肉芽腫性大腸炎、総合診断として猫伝染性腹膜炎( FIP )と診断、内科治療となりました。

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