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犬の脾臓摘出手術(腫瘍外科)

2018/1/29(月)

チワワちゃんが元気が無いとのことで来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。病理組織検査の結果は「線維組織球性結節(グレードⅢ)」でした。以下、病理診断医のコメント:腫瘤部の病変では、中型から大型のリンパ球が濾胞構造を形成しており、高グレードのリンパ腫の成分も混在して認められます。両成分ともに、転移等の悪性の腫瘍動態を示すため、今後の経過には注意が必要です。→現在は定期的にエコー検査を行って経過を観察していますが、1年半経過した現在も再発・転移なく順調です。

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