チワワちゃんが急性のショック症状で来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に大量出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。輸血も並行して行い、危険な状態を脱し無事退院しました。病理組織検査の結果は「脾臓の濾胞辺縁帯リンパ腫/血腫/髄外造血」でした。今回のように比較的良性の病変でも命に関わることがあるのが脾臓腫瘤の怖いところです。本腫瘍は低グレードに分類されるリンパ腫ですが現在も再発無く元気にしています。よかったね。
犬の前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)
犬の急性肺水腫の治療薬(ピモベンダンの注射)
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。