やまと動物病院 > お知らせ > お知らせ一覧

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2017/7/24(月)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(外科)

2017/7/22(土)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。

猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術 (泌尿器外科)

2017/7/20(木)

オス猫さんで多い尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。後者の術式はさらに現在3種類の方法に分かれますが、実際にやってみますとそれぞれに長所短所があります。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。

7/20(木)午後の診療時間変更のお知らせ

2017/7/19(水)

7/20(木)は病院スタッフの集団検診のため、午後の診療時間が15:30からとなります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

犬の肺動脈狭窄症のエコー検査

2017/7/18(火)

心臓の右心室から肺へ血液を送り出す肺動脈の弁が先天的に狭くなってしまっている先天性心疾患です。軽症で経過観察ですむものから、重症で手術が必要になるものもあります。聴診、レントゲン検査、エコー検査を組み合わせて診断します。写真はエコー検査の画像です。狭窄部分の血液の流れをカラーで表示し、流速を測定します。

犬の乳腺癌の摘出手術(外科)

2017/7/16(日)

ワンちゃんが乳腺にできた複数のシコリを気にされて来院されました。両側乳腺全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳腺癌(単純型)/乳腺癌(複合型)/乳腺癌のリンパ節転移」でした。無事元気に退院し、現在1年半経過しましたが再発もなく良好です。よかったね。

犬の子宮腫瘍の摘出手術(外科)

2017/7/14(金)

健康診断のエコー検査で子宮に腫瘤が見つかり、摘出手術となりました。摘出後の病理組織検査の結果は、「平滑筋腫」でした。以下、病理診断医からのコメント:腫瘍細胞の異型性は軽度で、核分裂像は稀である。腫瘍細胞の脈管浸潤は観察されない。

子猫の里親さん募集しています7/12→決まりました。ありがとうございます。

2017/7/12(水)

生後2ヶ月、女の子。茶白、三毛。とてもかわいいです。面会もできます(面会は予約制になります。安東本院まで、お問い合わせください)

犬の鼡径ヘルニア整復手術 (外科)

2017/7/12(水)

鼡径部(内股)のヘルニア(脱腸)です。成長期に起こる場合と、老齢になって起こる場合があります。今回の子はまだ子犬ですが、去勢手術と同時に整復しました。これで将来的な不安からも解消されます。よかったね。

犬の腹腔内潜在精巣(停留精巣)の手術 (外科)

2017/7/10(月)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。当院の超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。今回の子は両側の精巣ともお腹の中にありました。小さな傷で無事手術も終了し元気に退院しました。よかったね。

診療案内

ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。

  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
  • 駒越病院 TEL 054-337-3210 詳しくはこちら
  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
スタッフ募集

JARMeC 日本動物高度医療センター

日本動物高度医療センター
との連携について

当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。