ミニチュアダックスちゃんが乳腺にできたシコリを気にされて来院されました。右側乳腺全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳腺癌」でした。以下、病理診断医からのコメント:腺上皮由来の悪性乳腺腫瘍です。浸潤性、リンパ管内からリンパ節への増殖が広がっていました。再発、さらなる遠隔地への転移も心配されます。慎重な対応が望まれます。
久しぶりに見ました。小学生のとき以来でしょうか。
ネコさんが口が痛そうで食欲が落ちているとのことで来院されました。奥歯に歯周病を認め手術となりました。このような歯はきちんと抜歯・洗浄をして、頬側の歯肉を十分剥離して縫合し穴をふさぐことが必要です。写真の子も無事元気に退院しました。よかったね。
当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回のコーギーちゃんは関節内・関節外併用法(体重5kgを境)で手術を行い、元気に歩いて退院しました。よかったね。
血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン検査にて、膀胱・尿道内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。
生後2ヶ月、女の子。とてもかわいいです。面会もできます(面会は予約制になります。安東本院まで、お問い合わせください)
子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。写真の子は膿のたまった子宮に穴が開いており腹膜炎を起こしていましたが、術後のお薬も効いて無事元気に退院できました。よかったね。
市外の先生から、ミニチュアダックスの両後肢麻痺を主訴にMRI検査のご紹介がありました。検査の結果、第12-13胸椎間および第2-3腰椎間に圧迫を認めました。ご紹介病院にお返しし、手術となりました。
ポメラニアンちゃんが外陰部から何か出てきたとの症状で来院されました。発情前期に卵胞ホルモンの影響で膣粘膜の一部が異常に腫れて外に出てくる「膣過形成」の症状でした。会陰切開で腫瘤を摘出し、再発防止のために避妊手術を行いました。無事元気に退院していきました。よかったね。
けいれん発作が出るとのことで来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。お薬を何度か変更し、発作は現在のところ、今のお薬でかなり良好にコントロールされています。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。