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イヌの子宮蓄膿症の手術(外科)

2022/2/27(日)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2022/2/25(金)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

犬の脾臓破裂の手術(腫瘍外科)

2022/2/23(水)

中型犬の子が急性のショック症状で来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に大きな腫瘤が存在し、腹腔内に大量出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。輸血も並行して行い、危険な状態を脱し無事元気に退院しました。病理組織検査の結果は「脂肪腫:出血を伴う」で良性でした。良かったね。

イヌの癲癇様発作のMRI検査

2022/2/21(月)

高齢のワンちゃんの癲癇様発作の精密検査依頼でMRI検査のご紹介がありました。脳室の辺縁と側脳室周囲の深部大脳白質にT2WIとFLAIR画像で高信号な病変が認められました。髄膜脳炎(感染性・GMEなど)あるいはleukoaraiosis(変性性の大脳白質病変)の疑いで、ご紹介元の先生の所で治療となりました。

犬の脾臓摘出手術(腫瘍外科)

2022/2/19(土)

ワンちゃんが去勢手術希望で来院されました。術前のエコー検査で脾臓に腫瘤が見つかったため同時に摘出手術となりました。脾臓の病理組織検査の結果は「濾胞辺縁帯リンパ腫」でした。濾胞辺縁帯リンパ腫はB細胞性の低グレードリンパ腫に分類されますが、肝臓や周囲リンパ節への進展などに対して注意が必要なため、定期的に経過をエコーでみていくことになりました。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2022/2/17(木)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の歯石除去の手術(歯科)

2022/2/15(火)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。

犬の増殖性膀胱炎の手術(泌尿器外科)

2022/2/13(日)

ワンちゃんが治らない血尿の症状で来院されました。エコー検査にて膀胱内に腫瘤を認め、摘出手術となりました。病理組織検査の結果は「増殖性膀胱炎」でした。その後は再発もなく順調です。良かったね。

犬の頚部椎間板ヘルニアのMRI検査

2022/2/11(金)

頚部の痛みとふらつきの精密検査依頼でご紹介がありました。MRI検査にてC4-C5間に椎間板ヘルニアを認め、ご紹介もとの先生のところで治療となりました。

犬の盲腸腫瘍の摘出手術(消化管間質腫瘍(GIST)、消化器外科、腫瘍外科)

2022/2/9(水)

大型犬の子が1ヶ月前から続く食欲不振の精密検査依頼で転院されてきました。超音波検査では腹腔内に膿性の液体貯留及び盲腸部に腫瘤を認め、盲腸部腫瘤の前後で腸を切除し、切断した腸と腸をつなぐ手術となりました。病理組織検査の結果は「消化管間質腫瘍 Gastrointestinal Stromal Tumors(GIST)」でした。術後は元気を取り戻し、退院後はごはんも食べられるようになりました。良かったね。

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