フレブルちゃんが左第4乳腺部にシコリができたとのことで来院されました。領域切除術を行いました。摘出後の病理組織結果は、「乳腺良性混合腫瘍/反応性リンパ節」であり、摘出時点での悪性腫瘍はありませんでした。手術してよかったですね。無事元気に退院しました。
ダックスちゃんが乳腺に複数シコリができたとのことで来院されました。左第3乳腺部の乳腺切除術を行いました。摘出後の病理組織結果は、「乳腺腺腫(複合型)4か所 」であり、摘出時点での悪性腫瘍はありませんでした。手術してよかったですね。無事元気に退院しました。
靴下を食べてしまったかもしれないというワンちゃんが来院されました。エコー検査で胃内に異物を認め、催吐処置の静脈注射を行いました。数分後、無事靴下を吐き出しました。よかったね。
多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。
ジャックラッセルテリアちゃんが、尿道脱の症状で来院されました。尿道脱とは尿道粘膜が陰茎先端より脱出してしまった状態で、若い元気な子で起こることが多いです。手術で脱出部分を切除し縫合しました。1ヶ月後にはカラーもはずれ、元の外見に戻りました。良かったね。
ネコちゃんが耳道にできた腫瘤と耳道炎の治療希望で来院されました。MRI検査と同時に採材を行い、病理組織検査の結果は「慢性化膿性耳道炎」でした。粘膜上皮の過形成所見および耳垢腺の嚢胞状増数を伴う慢性化膿性炎症が認められましたが、検索範囲で明らかな腫瘍性病変は観察されませんでした。その後治療となりました。
市外の先生から、コーギーちゃんの両後肢不全麻痺を主訴にMRI検査のご紹介がありました。検査の結果、第2-3および第4-5腰椎間に圧迫を認めました。ご紹介病院にお返しし、治療となりました。
ネコちゃんが乳腺に1つシコリができたとのことで来院されました。摘出後の病理組織結果は、「乳腺癌」でした。腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されず、マージンも確保されていましたが、今後の経過には注意が必要です。
ワンちゃんが、尿が出にくい、血尿、頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱・尿道内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。