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犬の膀胱・尿道結石の手術(泌尿器外科)

2025/2/6(木)

尿が出にくい、血尿、頻尿の症状で来院されました。レントゲン・超音波検査にて、膀胱・尿道内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の腹腔内潜在精巣(停留精巣)の手術 (外科)

2025/2/4(火)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。当院の超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。今回の子は右側の精巣がお腹の中にありました。小さな傷で無事手術も終了し元気に退院しました。よかったね。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2025/2/2(日)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

猫の唾液腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2025/1/31(金)

猫ちゃんが頸部のシコリを気にして来院されました。手術で摘出し、無事元気に退院しました。病理組織検査の結果は悪性の「唾液腺癌」でした。腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されず、3年経過した現在も再発なく良好です。

犬の脛骨骨折の手術(整形外科)

2025/1/29(水)

事故で左足の脛を骨折したワンちゃんが来院されました。ロッキングプレートであるMATRIX2.5と2.4mmロッキングスクリューで手術し、無事元気に歩けるようになりました。よかったね。

犬の歯槽膿漏の手術(歯科)

2025/1/27(月)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子はプロービングの結果、抜歯が必要となりました。

犬の頸部に発生した漏斗部角化棘細胞腫の摘出手術(腫瘍外科)

2025/1/25(土)

頸部のしこりを気にして来院されました。外科手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「漏斗部角化棘細胞腫(皮内角化上皮腫)」でした。腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されませんでしたが、本腫瘍は多発傾向を示す場合があるため、他部位からの発生には注意が必要です。

イヌの前十字靭帯断裂の再建手術(整形外科)

2025/1/23(木)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の再建手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の「ひも状」異物による腸閉塞の手術 (消化器外科)

2025/1/21(火)

吐き気が続いて、元気・食欲がないワンちゃんが来院されました。超音波検査で、異物による腸閉塞、特にひも状異物が画像から疑われましたので緊急手術となりました。ひもや布はレントゲンには写りにくいですが、超音波検査で診断できます。無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。

大腿骨頭の無菌性壊死(レッグ・カルベ・ペルテス病)の手術(整形外科)

2025/1/19(日)

1歳未満の小型犬に多い病気です。成長期に大腿骨頭の血流が悪くなり壊死してしまう病気で、骨が変形して関節炎を起こします。これによって痛みが生じ、悪い方の後肢を上げがちになり、症状が進むと腿の筋肉が萎縮して3本足で歩行するようになります。痛みや跛行のあるものでは手術による早期治療が回復を早めるために重要です。当院では他院からのご紹介などもあり、この手術はとても多く、特にトイプードルが多いです。今回の子も無事元気に走れるようになりました。良かったね。

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