けいれん発作が出るとのことで来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

市外の先生からのご紹介でグレード3のペキニーズちゃんのMRI検査を行いました。第2-3腰椎間右側に椎間板ヘルニアを認め、ご紹介もとの先生にお返ししました。

ワンちゃんの上顎にできたボタン状の腫瘤を心配されて来院されました。外科手術後の病理組織検査の結果では腫瘍ではなく「慢性化膿性口内炎」でした。切除後再発も無く元気にしています。よかったね。

市内の先生からのご依頼でMRI検査を行いました。ダックスちゃんの両後肢麻痺グレード５でした。第12-13胸椎間に頭側方向へ逸脱している椎間板ヘルニアを認めます（矢印）。その尾側方向の脊髄には、T2強調画像にて高信号な部分を認めます（黄丸）。脊髄軟化症への移行も注意してくださいとのことでご紹介元の先生にお返しいたしました。

血尿の症状で来院されました。エコー検査にて膀胱内に大きな腫瘤を認めました。このような場合、次に行う検査は尿道からのカテーテルによる細胞検査と、尿沈渣を用いたDigital PCRによるBRAF遺伝子変異解析検査になります。