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猫の歯周病の手術 全臼歯抜歯(歯科)

2023/5/12(金)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子は全臼歯抜歯となりました。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/5/10(水)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2023/5/8(月)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

犬の肥満細胞腫の手術(腫瘍外科)

2023/5/6(土)

左膝外側の皮下に腫瘍のできたワンちゃんが来院されました。細胞診検査の結果、悪性の「肥満細胞腫」と診断され、手術となりました。肥満細胞腫などの皮膚悪性腫瘍の手術では腫瘍を残さず取り切るために、周囲と深さを大きく取ります。深さは筋膜1枚取ることでバリアとします。病理組織検査の結果は「肥満細胞腫(グレードⅡ/低グレード)」腫瘍細胞の脈管浸潤は観察されずサージカルマージンは明瞭でした。

ゴールデンウィーク期間中の休診日のお知らせ2023

2023/4/27(木)

4/29、5/3-5はグループ4病院とも休診となります。休診中は安東本院にて祝日診療(急患受付)をしています。事前に電話予約のうえ、ご来院下さい。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。

犬の脾臓腫瘤破裂の手術(腫瘍外科)

2023/4/25(火)

イタリアングレーハウンドちゃんが脾臓腫瘤の手術依頼で来院されました。エコー検査では脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血も疑われる状態でした。脾臓全摘出を行い無事手術は終了、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「血腫(大腫瘤部)
骨髄脂肪腫(複数の小腫瘤部)」で良性でした。よかったね。

ハリネズミの子宮内膜間質腫瘍の手術(エキゾチック)(腫瘍外科)

2023/4/23(日)

ハリネズミちゃんが昨晩からの陰部出血を主訴に来院されました。エコー検査にて子宮の病気を疑い、卵巣子宮全摘出手術を行いました。病理組織検査の結果は「子宮内膜間質腫瘍」でした。腫瘍細胞の脈管
浸潤はみられず、左右卵巣に著変はみられませんでした。翌日無事元気になって退院しました。良かったね。

犬の乳腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2023/4/21(金)

ワンちゃんが下腹部の真ん中あたりにできたシコリを気にされて来院されました。診察時に右側の乳腺部分にもシコリを認めたため2ヶ所同時に切除しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「①右第3-4乳腺腫瘤:乳腺癌(単純型)②左第4乳腺腫瘤:脂肪腫」でした。腫瘍細胞の脈管浸潤像は観察されずサージカルマージンは明瞭でした。無事元気に退院し、その後再発もなく経過は良好です。よかったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/4/19(水)

当院では他院様からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の「舌の出ない」下顎犬歯の抜歯(歯科)

2023/4/17(月)

一般的に歯周病などで下顎の犬歯を抜歯する場合、舌が変位・下垂して出っぱなしになることが多いです。これは獣医学的にも、仕方のないこととされていますが、少しの工夫でこれは避けることができます。抜歯した付近の口腔粘膜を切開・整形・縫合することで、元通りの外観を保つことができます。今回の子も重度の歯周病で全ての歯を抜歯しましたが、舌は出ないですみました。よかったね。

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