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イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/12/4(月)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

ウサギの子宮血管腫の摘出手術(エキゾチック)(腫瘍外科)

2023/12/2(土)

2歳のウサギさんが陰部からの出血を繰り返し、元気食欲がないとのことで来院されました。エコー検査にて子宮に腫瘤を認め、手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「血管腫」でした。翌日元気に退院しました。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2023/11/30(木)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2023/11/28(火)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩けるようになりご紹介もとの先生の所へお返ししました。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2023/11/26(日)

市外の先生からダックスちゃん両後肢麻痺グレード4でMRI検査から手術までのご紹介がありました。MRI検査で第1-第2腰椎間椎間板ヘルニア、左側優位な圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く

犬の内視鏡による胃内異物摘出(トウモロコシの芯)

2023/11/24(金)

嘔吐が止まらないワンちゃんが来院されました。エコー検査で胃の出口に異物が挟まって閉塞している画像が確認されました。内視鏡で取り出したところトウモロコシの芯の先端でした。嘔吐の症状もなくなり無事元気に退院していきました。良かったね。

犬の異物(クッションマット)による腸閉塞の手術 (消化器外科)

2023/11/22(水)

吐き気が続いて、元気・食欲がないワンちゃんが来院されました。超音波検査で異物による小腸閉塞が疑われましたので緊急手術となりました。腸を切開し異物を摘出し、無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。

イヌの環軸不安定症 MRI検査からの手術(神経外科)その2

2023/11/20(月)

以前はピンと骨セメントで固定した手術を何例かアップしましたが、最近はロッキングプレートを使用しています。今回の子も無事終了し元気に退院していきました。よかったね。

イヌの環軸不安定症 MRI検査からの手術(神経外科)その1

2023/11/18(土)

1歳のトイプードルちゃんが頚部痛とふらつきの症状で来院しました。レントゲン検査から環軸不安定症が疑われMRI検査となりました。MRI画像からC1-C2関節で脊髄への強い圧迫を認め手術となりました。→その2へ続く

イヌの肛門周囲腺腫の摘出手術(腫瘍外科)

2023/11/16(木)

主に肛門周囲に硬結したシコリとして発生する良性腫瘍です。尾の根元などにふくらんだ腫瘤として認められることもあります。オスに多くみられメスの10倍ほど発生頻度が高いです。そのため雄性ホルモンが関与しているとされ、去勢した犬では本症の発生はほとんどみられません。今回の子は未去勢だったため腫瘍の切除と同時に去勢手術も行いました。以下、病理診断医のコメント:肛門周囲腺に由来する良性腫瘍と診断します。検索範囲に浸潤性など悪性所見はみられず、病巣は取り切れています。今回の去勢手術により本腫瘍の再発抑制が期待されます。

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