やまと動物病院 > お知らせ

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2022/3/11(金)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(眼科外科)

2022/3/9(水)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから、ノッチができないよう「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。今回の子もきれいに治りました。病理組織検査の結果は「マイボーム腺上皮腫」で良性でした。よかったね。

頚部椎間板ヘルニアの手術(ベントラルスロット術)

2022/3/7(月)

第4-第5頚椎間の首の椎間板ヘルニアの手術でした。術前は四肢不全麻痺の症状でした。術後は回復も順調で、元気に歩いて退院していきました。よかったね。

犬の歯石除去の手術(歯科)

2022/3/5(土)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。

イヌの橈尺骨骨折の整復手術(整形外科)

2022/3/3(木)

左前腕の橈尺骨骨折のイタグレちゃんが来院されました。橈尺骨骨折は動物病院では一番よくある骨折だと思います。骨の太さや厚み、犬種や体重、性格(活動性)に合わせてインプラントの種類を選択します。今回は5ヶ月齢のイタグレということもありロッキングプレートであるPAX2.4で対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。

犬の「ひも状」異物による腸閉塞の手術 (消化器外科)

2022/3/1(火)

吐き気が続いて、元気・食欲がないワンちゃんが来院されました。口から毛糸の断端がちょろり出ており、超音波検査で異物による小腸閉塞、特にひも状異物が画像から疑われましたので緊急手術となりました。胃と腸を切開し大きな毛糸の塊を摘出し、無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。

イヌの子宮蓄膿症の手術(外科)

2022/2/27(日)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2022/2/25(金)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

犬の脾臓破裂の手術(腫瘍外科)

2022/2/23(水)

中型犬の子が急性のショック症状で来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に大きな腫瘤が存在し、腹腔内に大量出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。輸血も並行して行い、危険な状態を脱し無事元気に退院しました。病理組織検査の結果は「脂肪腫:出血を伴う」で良性でした。良かったね。

イヌの癲癇様発作のMRI検査

2022/2/21(月)

高齢のワンちゃんの癲癇様発作の精密検査依頼でMRI検査のご紹介がありました。脳室の辺縁と側脳室周囲の深部大脳白質にT2WIとFLAIR画像で高信号な病変が認められました。髄膜脳炎(感染性・GMEなど)あるいはleukoaraiosis(変性性の大脳白質病変)の疑いで、ご紹介元の先生の所で治療となりました。

診療案内

ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。

  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
  • 駒越病院 TEL 054-337-3210 詳しくはこちら
  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
スタッフ募集

JARMeC 日本動物高度医療センター

日本動物高度医療センター
との連携について

当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。