14歳のゴールデン・レトリバーの子が急性の嘔吐・食欲不振で来院されました。腹部超音波検査にて微量の腹水と大腸付近の腫瘤を認め、消化管間質腫瘍(GIST)などを疑い開腹手術となりました。空回腸は広範囲に炎症がひどく、盲腸の腫瘤には穴が開いていました。悪いところを切除し、残った腸管をつなぎました。病理組織検査の結果は「壊死性盲腸炎」。ヒトでいうところの「虫垂炎(盲腸)が悪化し穿孔性腹膜炎を起こした状態」といえます。一昨日元気に帰りました。長生きしてね~。
犬の尿道バルーン拡張術
犬の椎間板ヘルニアのMRI、内科治療
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。