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猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術(泌尿器外科)

2016/9/28(水)

オス猫の尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。後者の術式はさらに現在3種類の方法に分かれますが、実際にやってみますとそれぞれに長所短所があります。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。999

ミニブタの去勢手術(エキゾチック)

2016/9/26(月)

ペットとしてのミニブタは臭いや発情時の大変さから不妊手術を行うことがほとんどです。ミニブタにとっても病気の予防、ストレスの軽減といった観点からメリットの大きい手術です。当院では犬猫同様の丁寧な麻酔方法で安全な手術を行っています。004998

犬の腰部椎間板ヘルニアのMRI検査

2016/9/23(金)

レトリバーちゃんが両後肢麻痺グレード3で来院されました。MRI検査の結果、第2-3腰椎間に椎間板ヘルニアを認め、ヘルニアの形状から内科治療を選択しました。その後、片足に若干麻痺が残るものの、自立歩行が可能となりました。よかったね。999

犬の脾臓破裂の手術(外科)

2016/9/21(水)

ビーグルちゃんが急性のショック症状で来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に大量出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。輸血も並行して行い、危険な状態を脱し無事退院しました。病理組織検査の結果は「脂肪肉腫」でした。以下、病理診断医のコメント:脂肪細胞に由来する腫瘍が多発し、検索した2ヶ所では比較的分化に乏しい腫瘍細胞が主体に増殖していることから脂肪肉腫と判断します。他の腫瘍は比較的分化度の高い腫瘍細胞の増殖であることから良性と判断し、重度の髄外造血を伴うため骨髄脂肪腫と診断します。脂肪肉腫の成分については、念のため転移などに注意する必要があると考
えられます。(写真は脂肪肉腫)998999

トウモロコシの芯による腸閉塞の手術(外科)

2016/9/19(月)

柴犬ちゃんが嘔吐・食欲元気不振の症状で来院されました。エコー検査で小腸に異物を確認、すぐ手術にて摘出となりました。無事元気に退院しました。トウモロコシの芯による腸閉塞は年間何件か来院されます。夏の時期は特に注意が必要ですね。002

犬の腰部椎間板ヘルニアの手術《2》

2016/9/16(金)

前回のMRIからの手術です。自家骨髄細胞移植も併用し、時間がかかりましたが自立歩行が可能となりました。よかったね。

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犬の腰部椎間板ヘルニアのMRI検査《1》

2016/9/14(水)

ダックスの両後足麻痺グレード4でした。MRI検査にて第2-3腰椎間、左側圧迫と診断し、手術となりました。999

ハムスターの体表腫瘍の手術(エキゾチック)

2016/9/12(月)

またまたハムちゃんが体表の腫瘍で来院されました。無事手術で摘出しました。病理組織検査の結果は「アポクリン腺癌(複合型)」でした。以下、病理診断医のコメント:皮下腫瘤において、腺上皮および筋上皮由来の悪性腫瘍が認められます。腫瘍細胞の組織所見および病変の位置関係からアポクリン腺由来であると考えられるため、アポクリン腺癌と診断します。乳腺組織に由来する乳腺癌の可能性も除外は出来ませんが、乳腺の腺上皮および筋上皮細胞の由来もアポクリン腺組織であるため、両者を組織学的に鑑別するのは困難です。999998996

犬の毛芽腫の手術(外科)

2016/9/9(金)

ほっぺに大きな腫瘍ができたワンちゃんが来院されました。手術で摘出し、抜糸の必要がない埋没縫合で縫合しました。病理組織検査の結果は「毛芽腫」でした。以下、病理診断医からのコメント:腫瘍細胞の細胞形態および増殖様式から毛芽腫と診断します。腫瘍細胞に明らかな悪性増殖所見は認められず、マージンも確保されていますが、毛包系の増殖性疾患は多発する場合があるため、他部位からの類似病変の発生にご注意ください。999 997

ハムスターの体表腫瘍の手術(エキゾチック)

2016/9/7(水)

胸にできたシコリをかじって出血してしまうので、とって欲しいとのことで来院されました。無事手術で切除し元気に退院していきました。病理組織検査の結果は「線維腫」でした。999010998

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