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犬の多発性椎間板ヘルニアのMRI

2016/2/16(火)

シュナウザーの子が四肢の不全麻痺で来院されました。

かろうじて歩ける、といった具合でグレード2と判断、MRI検査を行いました。

検査結果から、頚部、胸部、腰部に多発性の椎間板ヘルニアを認め、一部の病変はハンセン1型と判断されました。

画像のタイプ、発症経過から、今回は外科手術ではなく内科治療のほうがよいと判断し、治療を行いました。

1週間の入院でかなり歩けるようになり、2ヶ月で元通りの歩行となり治療終了となりました。

よかったね。

腰部MRI

腰部MRI

頚部MRI

頚部MRI

胸部MRI

胸部MRI

 

イヌの膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2016/2/12(金)

小型犬にはとても多い病気です。

膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。

当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。

手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。

症例にあわせて複数ある手術方法を組み合わせるのが大切です。

今回の手術写真

手術写真

 

猫の尿管閉塞の超音波検査・治療

2016/2/9(火)

ネコちゃんが1週間くらい食欲元気がなく、お水をよく飲むとの症状で来院されました。

血液検査では腎臓の数値が非常に高く、超音波検査で左側の水腎症および尿管の拡張を認めました。

拡張した尿管をエコーで追っていったところ、尿管と膀胱の接合部に結石が詰まっているのが発見されました。

結石による尿管閉塞との診断で緊急入院になりました。

その後、輸液治療で結石は流れ、水腎化した左の腎臓も、右側と同じ位の形状まで回復し元気になりました。

よかったね。

左の腎臓

左の腎臓

膀胱と結石

膀胱と結石

 

犬の癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2016/2/5(金)

けいれん発作が出るとのことで来院されました。

MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。

発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

MRI矢状断像

MRI矢状断像

 

犬の肺葉切除手術(外科)

2016/2/2(火)

右肺後葉の腫瘍切除手術でした。

画像上他には腫瘤を認めず、病理検査でもサージカルマージン明瞭との報告がありましたが、組織検査の結果は「腺癌 adenocarcinoma」でした。

手術写真

手術写真

病理組織検査結果

病理組織検査結果

 

犬の跛行のMRI検査

2016/1/29(金)

頚部疾患を疑ってのMRI検査の依頼がありました。

歩き方から確かに頚部疾患が疑われましたが、MRI検査では大きな異常を認めず、そのまま麻酔下で詳細なレントゲン検査を追加で行いました。

その結果、左の手首周囲の軟部組織が炎症を起こしている疑いが見つかりました。

その後の治療で歩行は良くなったそうです。

このように原因が見つかるまで検査をすることが大切だと思います。

頚部MRI検査

頚部MRI検査

レントゲン検査

レントゲン検査

 

スマートフォンサイト対応のお知らせ

2016/1/27(水)

やまと動物病院のサイトがスマートフォンサイト対応になりました。

これまでより見やすくお使いのスマートフォンでサイトをご覧になることができます。

 

犬の歯槽膿漏の手術(歯科)

2016/1/26(火)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。

これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。

歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。

また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。

将来を見据えての治療が大切です。

プロービングの結果、多くの歯が抜歯となりました

プロービングの結果、多くの歯が抜歯となりました

耳血腫の治療

2016/1/24(日)

分泌液や血液が貯留し耳が膨らむ病気です。

体質が原因といわれていますが、放置すると痛みや耳が変形してしまうため治療を必要とします。

治療には注射針で液体を吸引排出した後に、炎症を抑える薬剤を注入します。

同時に内服を併用します。

これにより、ほとんどのケースではよくなりますが、まれに再発を繰り返す場合には外科手術が必要になる場合もあります。

腫れた耳介

腫れた耳介

吸引した内容物

吸引した内容物

イヌの膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2016/1/19(火)

今年も年明けからこの手術が多いですが、小型犬にはとても多い病気です。

膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。

当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。

手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。

症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。

レントゲンを使用しながら手術します

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