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膝蓋骨脱臼の手術(整形外科)

2015/2/10(火)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています(成長期に診断された場合には成長の具合を見て判断します)。手術方法は症状の程度によって、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を組み合わせるのが大切です。

マメルリハのそ嚢裂傷の手術(エキゾチック)

2015/2/6(金)

そ嚢に穴が開いてしまったインコさんが来院されました。さし餌の時期に外傷や熱傷で起こることが多い病気です。外から見える穴を塞ぐだけではすぐに再発しますので、全身麻酔下でそ嚢と皮膚を分離し、別々に縫合することが大切です。気管挿管をして安全に手術をします。翌日元気に退院しました。よかったね。

《手術の動画》

犬の膀胱結石の手術

2015/2/4(水)

血尿を頻繁に繰り返すとのことで来院されました。エコー検査にて、膀胱内に複数の結石を認め、手術による摘出となりました。エコー検査で膀胱の位置を確認、それにより膀胱を体外に出せる最小の切開でお腹を開きます。分析検査の結果は「シュウ酸カルシウム尿石」でした。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

内視鏡による異物摘出(竹串)

2015/1/30(金)

竹串を飲み込んでしまったワンちゃんが来院されました。食べ物が刺さった状態で竹串を飲み込んでしまう例は多く、過去にも何回も内視鏡で摘出しています。しかし、胃に刺さってしまってから来院されたワンちゃんもいましたので注意が必要です。今回も無事、内視鏡で摘出できました。よかったね。

橈尺骨骨折の手術(整形外科)

2015/1/27(火)

前腕骨折のポメラニアンちゃんです。骨も細く、トイプードルと並んで骨折の多い犬種です。きれいに整復することはもちろんですが、しっかりと骨同士がくっつくように心がけていることが2つあります。1つは手術時間を短くし、骨折部位が外気に触れる時間をなるべく短縮すること。もう1つは手術時に極力、骨膜や骨折部位に触れたり洗浄したりしないこと。治るために必要な細胞たちを痛めつけないよう努力します。

猫の膀胱結石の手術

2015/1/23(金)

頻繁に血尿が出るとのことで来院されました。尿管閉塞による腎不全を持病にもっていることと、過去に膵炎を患ったこともあり、かなり痩せている状態でした。まず数日間点滴治療をしたのちに手術となりました。術後は非常に元気になり食欲も出て、1ヶ月で体重が1kgも増えました。よかったね。

首の椎間板ヘルニアのMRI検査

2015/1/20(火)

9歳のワンちゃんが元気がないとのことで来院されました。診察から頸部疾患を疑いMRI検査となりました。検査の結果、第4-5頚椎間に椎間板ヘルニアを認めました。造影検査をすることで責任病変(1番悪いところ)がはっきりわかります。その後治療にとてもよく反応し、すっかり元気になりました。よかったね。

ウサギの気管挿管(エキゾチック)

2015/1/16(金)

一般に雄ウサギはマーキングや性格上の問題から、雌ウサギは繁殖の問題や生殖器疾患が多いことから不妊手術が推奨されます。当院では6~12ヶ月齢での不妊手術を推奨していることから、多くの子が手術を受けられます。不妊手術とはいえ、一般的にウサギは麻酔管理が難しいことから、以前はわりと大変な部類の手術でした。最近は安全な気管挿管の方法が確立していますので安定した手術が可能です。

ミニブタの避妊手術(エキゾチック)

2015/1/13(火)

遠方の他市からミニブタさんが避妊手術にやってきました。ミニブタは未去勢、未避妊では発情行動に悩まされることが多く、生後3ヶ月くらいでの不妊手術が推奨されます。今回のミニブタさんは購入時にすでに生後半年で体が大きくなっていました。大きくなると脂肪をたくわえるため麻酔や手術の難易度が上がります。手術は犬猫同様、気管挿管をして全身麻酔管理下で行います。無事手術も終了し、元気に退院していきました。よかったね。

犬の肝臓腫瘍の手術(その②)

2015/1/9(金)

高齢なうえに腹腔内出血による貧血もありましたので、迅速な手術が必要となります。超音波手術システム SonoSurg(ソノサージ)を使用し、術者・助手計4人体制での手術となりました。腫瘍、胆嚢を切除し無事終了となりました。輸血も使用しました。手術から現在3ヶ月経過しましたが食欲・体重も戻り順調です。よかったね。

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