昨日2月21日(土)10時頃よりサイトが閲覧できない状態となっておりました。現在は復旧しております。大変ご迷惑をお掛けしました。
両後肢麻痺グレード3、MRI検査で手術適応と判断、その日に手術となり、無事終了しました。写真(ゲルピー開創器のかけ方もスムーズな手術進行に重要なポイントです) 翌日より歩行も徐々に回復し、4日目にはスタスタ歩けるようになりました。よかったね。
精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですがネコでも年間数件診察します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。当院の超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。
吐き気が続いて、元気・食欲がないワンちゃんが来院されました。超音波検査で、異物による腸閉塞、特にひも状異物が画像から疑われましたので緊急手術となりました。小型犬でしたが、腸管の壊死部分を30cmほど切除し、腸と腸をつなぎました。ひもや布はレントゲンには写りにくいですが、超音波検査で診断できます。無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。
小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています(成長期に診断された場合には成長の具合を見て判断します)。手術方法は症状の程度によって、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を組み合わせるのが大切です。
そ嚢に穴が開いてしまったインコさんが来院されました。さし餌の時期に外傷や熱傷で起こることが多い病気です。外から見える穴を塞ぐだけではすぐに再発しますので、全身麻酔下でそ嚢と皮膚を分離し、別々に縫合することが大切です。気管挿管をして安全に手術をします。翌日元気に退院しました。よかったね。
《手術の動画》
血尿を頻繁に繰り返すとのことで来院されました。エコー検査にて、膀胱内に複数の結石を認め、手術による摘出となりました。エコー検査で膀胱の位置を確認、それにより膀胱を体外に出せる最小の切開でお腹を開きます。分析検査の結果は「シュウ酸カルシウム尿石」でした。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。
竹串を飲み込んでしまったワンちゃんが来院されました。食べ物が刺さった状態で竹串を飲み込んでしまう例は多く、過去にも何回も内視鏡で摘出しています。しかし、胃に刺さってしまってから来院されたワンちゃんもいましたので注意が必要です。今回も無事、内視鏡で摘出できました。よかったね。
前腕骨折のポメラニアンちゃんです。骨も細く、トイプードルと並んで骨折の多い犬種です。きれいに整復することはもちろんですが、しっかりと骨同士がくっつくように心がけていることが2つあります。1つは手術時間を短くし、骨折部位が外気に触れる時間をなるべく短縮すること。もう1つは手術時に極力、骨膜や骨折部位に触れたり洗浄したりしないこと。治るために必要な細胞たちを痛めつけないよう努力します。
頻繁に血尿が出るとのことで来院されました。尿管閉塞による腎不全を持病にもっていることと、過去に膵炎を患ったこともあり、かなり痩せている状態でした。まず数日間点滴治療をしたのちに手術となりました。術後は非常に元気になり食欲も出て、1ヶ月で体重が1kgも増えました。よかったね。
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。