当院では他県など遠方から椎間板ヘルニアの手術を希望されて来られる方も多く、中には発症から時間がかなり経過しているケースもあります。その場合とび出した椎間板物質が脊髄に固く癒着していることも多く、過去には摘出に苦労することもありました。現在はよい器具やノウハウの蓄積もあり順調に摘出できるようになっています。この器具はヒトの関節鏡手術に使用されるもので、癒着した椎間板物質を吸引しながら切離でき大変有用です。
お花屋さんにまたいただきました。明るい気持ちになれる花ですね。
皮下の潜在精巣が腫瘍化したワンちゃんです。ホルモン異常により脱毛が起こっていましたが、手術後2ヶ月でみごとに発毛しました(潜在精巣シリーズはこれで終了です。おつかれさまでした)
7/7にアップした子猫すべて里親さん決まりました。ありがとうございます。
本日は両側とも睾丸がお腹の中に残ってしまった大型犬の成犬の子の手術でした。手術前に超音波検査で位置を確認し、1ヵ所の小さい切開から両側とも摘出しました。
生後2ヶ月、みんな女の子です。本日の静岡新聞アドポストにも掲載してます。とても人懐こくかわいいです。面会もできます(要予約になります。安東本院まで、お問い合わせください)→全員、里親さん決まりました!ありがとうございます。
前回アップした潜在精巣ですが、今日は2件その手術がありました。1例は犬の腹腔内、もう1例はネコの皮下でした。どちらも手術前に超音波検査で確認し、最小の傷で手術が終了しました。
精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患です(犬よりはまれですが、猫でも年間数例この手術があります)。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。当院の超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、お腹の中にあった場合でも切開はわずか1cm、ダメージの少ない手術が可能です。
昨日まで元気だったワンちゃんが、急に何度も嘔吐するとのことで来院されました。嘔吐物の状態や吐き方から腸閉塞が疑われましたので超音波検査を行い、確定診断がついて即手術となりました。超音波検査の進歩により、時間がかかる上に被爆の問題があるバリウム検査は腸閉塞の診断には必要なくなっています。超音波検査の動画はこちら
5/12アップの子犬さんたち、無事に新しいおうちが決まりました。ありがとうございます。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。