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犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2023/9/5(火)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

ネコの大腿骨遠位骨端板骨折の整復手術(整形外科)

2023/9/3(日)

ネコちゃんの左大腿骨遠位成長板骨折の手術依頼でご紹介がありました。受傷から10日間経過していましたが、完全挙上の状態でした。髄内ピンとクロスピンで固定する手術を行いました。術後元気に歩けるようになり退院し、その後ご紹介病院様での治療となりました。

大腿骨頭の無菌性壊死(レッグ・カルベ・ペルテス病)の手術(整形外科)

2023/9/1(金)

1歳未満の小型犬に多い病気です。成長期に大腿骨頭の血流が悪くなり壊死してしまう病気で、骨が変形して関節炎を起こします。これによって痛みが生じ、悪い方の後肢を上げがちになり、症状が進むと腿の筋肉が萎縮して3本足で歩行するようになります。痛みや跛行のあるものでは手術による早期治療が回復を早めるために重要です。今回の子のレントゲンでは両側の大腿骨頭に扁平化が認められ、大腿骨頭内の一部の骨は透過性が軽度に亢進している状態でした。シグナルメントおよびX線所見より、両側性の大腿骨頭壊死症が強く疑われました。症状の強かった右足から手術を行いました。その1か月後に左足も手術し、無事元気に走れるようになりました。良かったね。

犬の胃内異物 内視鏡検査からの胃切開による異物摘出(消化器外科)

2023/8/30(水)

ゴム製の犬のおもちゃを食べてしまったという大型犬が来院されました。内視鏡で摘出を試みましたが大きすぎたため、胃を切開しての摘出となりました。数日間入院し、無事元気に退院しました。よかったね。

犬の毛包性囊胞の手術(腫瘍外科)

2023/8/28(月)

ワンちゃんが腰に出来た腫瘤の診察で来院されました。手術で摘出し、病理検査の結果は良性の「毛包性囊胞」でした。よかったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/8/26(土)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の膀胱結石の手術(泌尿器外科)

2023/8/24(木)

血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の脾臓腫瘍破裂の手術(腫瘍外科)

2023/8/22(火)

中型犬の子が脾臓腫瘍破裂の緊急手術依頼で来院されました。脾臓に大きな腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている危険な状態でした。輸血も併用し手術は無事終了、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「血管肉腫」でした。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2023/8/20(日)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。術後の回復も非常に良く、元気に走って退院しました。よかったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2023/8/18(金)

ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード3で来院されました。MRI検査で第1-第2腰椎間椎間板ヘルニア・左側圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く

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