ねこちゃんが長い紐を食べてしまったとの事で来院されました。内視鏡で摘出しました。その後無事元気に退院しました。よかったね。
右前腕骨折のトイプードルちゃんです。10年前に近くの動物病院さんで手術をした腕の再骨折でした。レントゲン形状からT社のミニプレートを疑いドライバーを用意、まず前回のプレート・スクリューを除去し、その後ロッキングプレートであるPAXで対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。
右の腎臓に小さな腫瘤を認めFNA検査を行ったところ「腺癌の疑い」で返ってきたため手術による右腎臓摘出となりました。その後無事元気に退院しました。摘出後の病理組織検査の結果は「腎腺癌」でした。転移の頻度が高い悪性腫瘍ですので今後の経過には注意が必要です。
右前腕骨折のトイプードルちゃんです。橈尺骨骨折は動物病院では一番よくある骨折だと思います。ロッキングプレートであるLCP1.5コンディラーで対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。
けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、脳脊髄液検査の結果も異状なしでした。特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。
左眼に膜が張っているとの事で来院されました。結膜組織が角膜辺縁部を超えて角膜部に伸長してくる病気です。小型のウサギに多く原因は不明ですがコラーゲン形成異常の可能性が示唆されています。伸びてしまった結膜を外科的に除去しました。再伸長が多い病気のため今後も経過観察が必要です。
手術の様子です。骨髄移植も併用しました。その後徐々に回復し元気に歩けるようになりました。よかったね。
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。MRI検査で第2-第3腰椎間椎間板ヘルニア・ほぼ正中圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く
当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)
ワンちゃんがリンゴを食べた後から急に苦しそうにしているとのことで来院されました。造影レントゲン検査で食道内に異物による閉塞を確認、内視鏡で食道内にリンゴを確認し胃に押し込みました。その後無事元気に退院しました。よかったね。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。