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犬の脾臓摘出手術(腫瘍外科)

2018/1/29(月)

チワワちゃんが元気が無いとのことで来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。病理組織検査の結果は「線維組織球性結節(グレードⅢ)」でした。以下、病理診断医のコメント:腫瘤部の病変では、中型から大型のリンパ球が濾胞構造を形成しており、高グレードのリンパ腫の成分も混在して認められます。両成分ともに、転移等の悪性の腫瘍動態を示すため、今後の経過には注意が必要です。→現在は定期的にエコー検査を行って経過を観察していますが、1年半経過した現在も再発・転移なく順調です。

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(外科)

2018/1/27(土)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。

犬の胸腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その2>

2018/1/25(木)

前回のMRIからの手術です。自家骨髄細胞移植も併用し、順調に歩行が可能となりました。よかったね。

犬の胸腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その1>

2018/1/23(火)

ダックスの両後足麻痺グレード4で来院されました。MRI検査にて第13胸椎-第1腰椎間、左側圧迫と診断し、手術となりました。→その2に続く

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2018/1/21(日)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。写真のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

犬の内視鏡による胃内異物摘出(ペットボトルの蓋)

2018/1/19(金)

避妊手術でお預かりしたワンちゃんが、手術前にペットボトルの蓋を嘔吐しました(しかも4つ)。そのためまだ胃の中にある可能性を考慮し、手術の時に胃の内視鏡検査を同時に行いました。胃の中にはさらに6つのペットボトルの蓋があり、すべて内視鏡で摘出しました。その後無事元気に退院しました。よかったね。

犬の胸腰部椎間板ヘルニアのMRI検査と内科治療

2018/1/17(水)

ミニチュアダックスの両後足麻痺グレード2でした。MRI検査にて第13胸椎-第1腰椎間右側圧迫と診断しました(腰椎8個)。画像結果(圧迫が軽度および頭側の脊髄が高信号でFCEも考慮)およびグレード2であったため、相談の結果まず内科的に治療をしていくこととなりました。その後順調に回復し、1ヵ月後には元気に歩けるようになりました。よかったね。

犬の胸腰部椎間板ヘルニアMRI検査からの手術(その2)

2018/1/15(月)

前回のMRIからの手術です。自家骨髄細胞移植も併用し、順調に歩行が可能となりました。よかったね。

犬の胸腰部椎間板ヘルニアMRI検査からの手術(その1)

2018/1/12(金)

ダックスちゃんの両後足麻痺グレード4でした。MRI検査にて第13胸椎-第1腰椎間、左側圧迫と診断し、手術となりました。(犬の椎間板ヘルニアでは、撮像時のスライス厚などの設定、圧迫物質の性状から、サジタル断面・アキシャル断面・コロナル断面の3断面すべてに圧迫物質が明瞭に写るとは限りません。見えにくい断面が出ることも多いですので、必ず3断面すべてを総合的に評価することが大切かと考えています)→その2へ続く

犬の脾臓摘出手術(外科)

2018/1/10(水)

ワンちゃんがお腹の腫れで来院されました。超音波検査で脾臓に腫瘤を認め、相談の結果脾臓の摘出をご希望されました。脾臓の腫瘤は良性の場合と悪性(ガン)の場合があります。ただし、脾臓は血液が豊富な臓器であるために良性でも腫瘍が破けて出血を起こすと致命的になります。手術も無事終了し元気に退院しました。病理組織検査の結果は「脾血腫/髄外造血」で良性でした。よかったね。

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