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犬の動脈管開存症(PDA)の手術(外科) 前編

2016/6/6(月)

生後2ヶ月のマルチーズちゃんが心臓の雑音を主訴に来院されました。超音波検査をしたところ「動脈管開存症(PDA)」と診断がつきました。以前にも何回かアップしたことのある先天性の心臓血管奇形です。今回も非常に小さいワンちゃんでしたので、体重が1.0kgになる生後3ヶ月まで待って手術をすることとなりました。↓エコー動画は下に

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犬の肛門周囲腺腫の手術(外科)

2016/6/5(日)

主に肛門周囲に硬結したシコリとして発生する良性腫瘍です。尾の根元などにふくらんだ腫瘤として認められることもあります。オスに多くみられ、メスの10倍ほど発生頻度が高いです。そのため雄性ホルモンが関与しているとされ、去勢した犬では本症の発生はほとんどみられません。写真の子は2ヵ所シコリが発見され、出血もあったことから手術となりました。再発を抑えるため同時に去勢手術も行いました。013999

犬の癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2016/6/3(金)

けいれん発作が出るとのことでMRI検査希望でご紹介がありました。短頭犬種でしたので脳炎などを心配されていましたが、MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でご紹介いただいた病院様へお返しさせていただきました。999

犬の脾臓腫瘍破裂の手術(外科)

2016/6/1(水)

Mダックス・12歳の子が急性の虚脱、横臥状態で来院されました。超音波検査をしたところ、脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に大量出血もしている危険な状態でした。すぐに緊急手術となりました。輸血も並行して行い、危険な状態を脱し無事退院しました。病理組織検査の結果は「血管肉腫」でした。998999

犬の皮膚過誤腫の手術(外科)

2016/5/30(月)

お尻に大きな腫瘍ができたとのことで来院されました。見ると桜の葉くらいのサイズの腫瘍のようなものが確認されました。外見はトリ皮のような感じで、明らかに周囲の組織とは異なるものができていました。以前にも同様の症状で、どんどん大きくなって手術したワンちゃんがいましたので、早めに手術を行いました。病理組織検査の結果は「慢性炎症(軽度)を伴う皮膚過誤腫」でした。軽度の炎症反応を伴っていたこと、臨床的に拡大傾向を示していたことから、過誤腫に二次的な刺激が加わることで本病態を示している可能性が考えられるとのことでした。998999

犬の癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2016/5/27(金)

けいれん発作が出るとのことで来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。999

イヌの膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2016/5/25(水)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います(今回は両足グレード4のポメラニアンちゃんの3ヶ月あけての2本目の足の手術でした)。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。1673_7907_20150519132727.0

犬のフィラリア検査

2016/5/24(火)
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フィラリア検査をしたところ血液中に寄生が確認されました。フィラリア症は蚊に刺されることで感染する疾患です。犬の心臓や肺動脈に寄生し、咳が出る、息切れ、疲れやすいなどの症状が出ます。重度の寄生の場合、死亡することもある怖い病気です。予防薬がありますので来院時にご相談ください。

犬の口腔内悪性黒色腫の手術(外科)

2016/5/23(月)

左の上唇の内側奥にできた腫瘍の摘出手術です。病理組織検査の結果は悪性黒色腫でした。この腫瘍は口腔内に発生した場合、転移も早く予後が悪いことが多いです。普段から口腔内をチェックすることが大切です。998999

犬の椎間板ヘルニアの手術<2>

2016/5/20(金)

前回のMRIからの手術です。術後2ヶ月で歩行が可能となりました。よかったね。998

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