体表にできた大きな腫瘍が自壊した16歳のワンちゃんが来院されました。手術で摘出しました。病理組織検査の結果は「毛芽腫」で良性でした。無事元気に退院しました。よかったね。
ワンちゃんが健康診断のエコー検査で脾臓に大きな腫瘤が見つかりました。脾臓腫瘤は良性でも破裂するリスクがあるため飼い主様とのご相談の結果摘出手術となりました。脾臓の病理組織検査の結果は「出血を伴う結節性過形成」で良性した。無事元気に退院しました。良かったね。
精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、ネコでもたまにあります。潜在精巣では将来的な腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。今回の子は腹腔内の停留精巣がかなり大きくなった状態で来院されました。無事手術で摘出し、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「精上皮腫を疑う」でした。以下、病理診断医のコメント:腹腔内腫瘤は精巣ですが、大部分は重度に壊死しており捻転が示唆されます。一部に精上皮腫(セミノーマ)と思われる腫瘍組織が確認されますが、上述の壊死により組織形態の評価が困難です。
市内の先生からけいれん発作が出るとのことでMRI検査の依頼がありました。検査では脳に構造上の異常を認めず、脳脊髄液検査も問題なく、特発性てんかんとの診断でご紹介もとの病院様での治療となりました。
チワワちゃんが元気食欲不振・嘔吐で肝数値上昇(GOT200、GPT>1000、TBIL3.4)にて胆嚢粘液嚢腫疑いで摘出手術のご依頼がありました。エコー検査にて胆嚢は大きく粘液嚢腫様、右上腹部高エコーを認め手術となりました。手術翌日から食欲もあり、7日目にGOT34、GPT509、TBIL0.5にて無事元気に退院しご紹介もとの先生にお返しできました。
精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。今回の子は右側の精巣がお腹の中にありました。小さな傷で無事手術も終了し元気に退院しました。よかったね。
手術の様子です。コルペクトミーで対応し骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩けるようになりました。よかったね。
シュナウザーちゃんが慢性経過の両後肢麻痺グレード3で来院されました。MRI検査で第1-第2腰椎間椎間板ヘルニア、右側優位な圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く
嘔吐が続くワンちゃんが来院されました。エコー検査で胃内に異物を認め内視鏡検査となりました。バスケット鉗子で無事摘出しました。その後元気に退院しました。よかったね。
ワンちゃんが鼻出血で来院されました。MRI検査で左鼻腔内から脳へ浸潤する腫瘤を認めストロー生検を行いました。病理組織検査の結果は悪性の「鼻腺癌」でした。その後飼い主様とのご相談の結果、抗癌剤での治療となりました。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。