生後3ヶ月のワンちゃんがワクチン時の検診で心臓に雑音が見つかりました。超音波検査をしたところ「動脈管開存症(PDA)」と診断がつきました。以前にも何回かアップしたことのある先天性の心臓血管奇形です。早期に超音波検査で診断し、手術すれば完治できる病気です。飼い主様とのご相談の結果、手術をすることとなりました。→後編へ続く
18頭の内訳です(BCS5段階評価)
トイプードル 6.9kg BCS4 1本
ボクサー 29.8kg BCS3 2本
柴犬 11.0kg BCS4 1本
チワワ 5.1kg BCS4 1本
ラブラドールレトリバー 29.5kg BCS4 2本
トイプードル 7.3kg BCS5 1本
トイプードル 3.1kg BCS3 1本
ボストンテリア 13.8kg BCS3 1本
柴犬 12.7kg BCS4 2本
チワワ 4.7kg BCS3 1本
柴犬 11.9kg BCS4 2本
柴犬 11.0kg BCS4 2本
ヨークシャーテリア 3.8kg BCS5 1本
MIX 3.5kg BCS3 1本
ポメラニアン 4.6kg BCS4 1本
パピヨン 6.4kg BCS5 1本
チワワ 6.9kg BCS4 1本
切れてしまった前十字靭帯の代わりにモノフィラメントのナイロン糸を人工靭帯として使用しています。なるべく太い糸の方が丈夫なため好ましいのですが、今までは3号という太さが国内では一番太いサイズの糸でした。しかし最近ベアーメディックさんで6号という太さの糸をが販売される運びとなりました。これにより今までは小型犬で2本、大型犬では4本使用していたものが半分の本数で手術を終えることができるようになり、手技の簡便化および手術時間の短縮にもつながります。結び目は分離した大腿筋膜と関節包の間に持ってくることで動物が術後気にすることもありません。2022.11.30現在で18頭の前十字靭帯断裂のワンちゃんにこの代用靭帯を使用しましたがすべて経過良好です。