やまと動物病院 > お知らせ

イヌの帝王切開手術(産科)

2022/5/18(水)

ポメラニアンちゃんの帝王切開でした。お腹の中に1頭だけでしたが元気に生まれました。良かったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2022/5/14(土)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2022/5/12(木)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんは左右の卵巣が「顆粒膜細胞腫」という腫瘍にもなっていました。術後無事元気に退院できました。よかったね。

犬の精巣捻転の手術(外科)

2022/5/10(火)

2か月前から左の精巣が腫れて痛がるワンちゃんが来院されました。抗生物質の内服で腫れと痛みは軽減しましたが硬結感が残るため、摘出手術となりました。病理組織検査の結果は「精巣壊死」でした。左精巣は全体が壊死所見を呈しており、二次的に線維化および炎症病変を伴っていました。明らかな血栓は確認されませんでしたが、精巣捻転などに起因した貧血性梗塞に類似した組織所見であり、検索範囲で明らかな腫瘍病変は認められませんでした。その後元気に退院していきました。よかったね。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2022/5/8(日)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。(膝蓋骨脱臼に対するラテラルスーチャー法では関節包が線維化するまでの間、制御できれば良いとの考えから吸収糸を使用しています)

猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術(泌尿器外科)

2022/5/6(金)

オス猫さんで多い尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。後者の術式はさらに現在3種類の方法に分かれますが、実際にやってみますとそれぞれに長所短所があります。今回はWilson法を実施しました。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。

ゴールデンウィーク期間中の休診日のお知らせ2022

2022/4/28(木)

4/29、5/3-5はグループ4病院とも休診となります。休診中は安東本院にて祝日診療(急患受付)をしています。事前に電話予約のうえ、ご来院下さい。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2022/4/26(火)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

猫の異物腸閉塞の手術(消化器外科)

2022/4/24(日)

ネコちゃんが嘔吐・食欲不振の症状で来院されました。レントゲンおよびエコー検査で小腸に異物による腸閉塞を確認、すぐ手術で摘出となりました。開腹後胃に押し戻し、硬く四角い異物だったため内視鏡ではなく胃切開で取り出しました。プラスチック製の異物でした。その後無事元気に退院しました。良かったね。

イヌのお腹にできた脂肪腫の手術(腫瘍外科)

2022/4/22(金)

ワンちゃんがお腹にできた大きな腫瘍の切除希望で来院されました。無事手術で摘出できました。病理組織検査の結果は良性の脂肪腫でした。元気に歩いて退院しました。よかったね。

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