吐き気が続いて、元気・食欲がない猫ちゃんが来院されました。超音波検査で異物による小腸閉塞が疑われましたので緊急手術となりました。腸を切開し異物を摘出し、無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。
多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子は全臼歯抜歯となりました。
フレンチ・ブルドッグやパグなどの短頭種で、鼻の穴が狭いために鼻呼吸が上手にできない子がいます。これは代償不全症状のない、なるべく早期(1歳以下)に外鼻孔狭窄および軟口蓋過長の整復手術を行うことで劇的に改善できます。そのため当院では、短頭種の場合は子犬のうちにお話をさせていただき、希望される場合には生後6ヶ月の不妊・去勢手術の時に同時に整復手術を行っています。毎年多くの子が希望され、うけられる手術です。その後の一生の呼吸状態を楽にしてあげることのできる大変良い手術と考えます。今回の子もスムーズに呼吸できるようになりました。よかったね。
ワンちゃんが口唇にできた腫瘍の切除希望で来院されました。手術で切除し検査に出したところ、検査結果は「アポクリン腺腫」でした。アポクリン腺に由来する腫瘍で、その局在から汗腺が腫瘍の発生母地と考えられます。腫瘍の浸潤所見は乏しく、マージンも確保されています。
市外の先生からけいれん発作が出るとのことでMRI検査の依頼がありました。検査では脳に構造上の異常を認めず、脳脊髄液検査も問題なく、特発性てんかんとの診断でご紹介もとの病院様での治療となりました。
ワンちゃんが乳腺腫瘍の切除手術のご相談で来院されました。術前のエコー検査で脾臓に腫瘤が見つかったため乳腺の手術と同時に脾臓摘出手術となりました。脾臓の病理組織検査の結果は「濾胞辺縁帯リンパ腫」でした。濾胞辺縁帯リンパ腫はB細胞性の低グレードリンパ腫に分類されますが、肝臓や周囲リンパ節への進展などに対して注意が必要なため、定期的に経過をエコーでみていくことになりました。乳腺の腫瘍は肥満細胞に由来する腫瘍で、組織学的にグレード2(Patnaik分類)、低グレード(Kiupel分類)にグレード分類されました。検索範囲において腫瘍のマージンは確保されていますがこちらも定期観察となりました。
手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩けるようになりご紹介元の先生にお返しできました。良かったです。
市内の先生からダックスちゃん両後肢麻痺グレード4でMRI検査からの手術依頼でご紹介がありました。MRI検査で多発性椎間板ヘルニアを認め、症状と経過から第11-12胸椎間椎間板ヘルニア、左側優位な圧迫を主病変と診断し手術となりました。→<その2>へ続く
ミーアキャットのオスは犬猫同様に肛門の両脇に臭腺を持ち、興奮時や排便時に分泌物が出て臭うため、臭腺を発情行動の抑制のための去勢手術と同時に摘出します。犬猫同様に気管挿管をし手術を行います。無事終わり元気に帰りました。よかったね。
左前腕部の腫瘍が自壊した猫ちゃんが来院されました。切除手術後の病理組織検査の結果は「肥満細胞腫」でした。猫の皮膚型肥満細胞腫の多くは良性の挙動をとるとされていますが、再発など経過に注意は必要と考えられます。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。