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犬の中手骨骨折の整復手術(整形外科)

2025/9/13(土)

体重2.0kgのポメラニアンちゃんが左手の第2-5の中手骨骨折で来院されました。Dowel pinning法(ウルヴァリン:ただし、材質はステンレス鋼であり、アダマンチウムではありません)で対応しました。その後無事癒合し元気に走れるようになりました。よかったね。

猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術(泌尿器外科)

2025/9/11(木)

オス猫さんで多い尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。

フクロモモンガの去勢手術(エキゾチック)

2025/9/9(火)

フクロモモンガはつがいで飼育しているとどんどんふえてしまう、ということと、単独飼育ではストレスからの異常行動がでやすい、ということで去勢手術が推奨されています。手術は犬猫同様に全身麻酔で安全・丁寧に行います。今回の子も元気に退院しました。半日入院で帰れます。お電話にてご予約ください。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2025/9/7(日)

当院ではありがたいことに他院様からの多数のご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の脛骨近位骨端板骨折の手術(整形外科)

2025/9/5(金)

成長期のワンちゃんに見られる骨折です。まだ骨が弱い時期に、外から強い力が加わることで、脛の端の骨がはがれてしまう骨折です。写真のようにキルシュナーワイヤーで固定する手術をします。今回の子も元気に退院しました。3週間でほぼ正常歩行に、1ヵ月半後に脱ピンとなりました。よかったね。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2025/9/3(水)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

犬の脾臓腫瘍摘出手術(腫瘍外科)

2025/9/1(月)

ワンちゃんがお腹の腫れで来院されました。超音波検査で脾臓に腫瘤を認め、相談の結果脾臓の摘出をご希望されました。手術も無事終了し元気に退院しました。病理組織検査の結果は「肉腫NOS:由来不明肉腫(Sarcoma, not otherwise specified)でした。今後肝臓など他臓器への浸潤等に注意が必要です。

うさぎの避妊手術(エキゾチック)

2025/8/30(土)

一般に雄ウサギはマーキングや性格上の問題から、雌ウサギは繁殖の問題や生殖器疾患が多いことから不妊手術が推奨されます。当院では6~12ヶ月齢での不妊手術をお勧めしています。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。今回の子も無事退院していきました。よかったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2025/8/28(木)

当院ではありがたいことに他院様からの多数のご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の会陰ヘルニアの整復手術(外科)

2025/8/26(火)

5~6歳以上の去勢手術をしていないオス犬に多い病気ですが、メス犬や去勢した犬に起こることもあります。お尻の筋肉が萎縮した結果、筋肉の隙間から直腸や膀胱が皮膚の下にとびでてしまいます。これにより便が出にくくなったり膀胱炎になったりします。手術をすることで機能回復および今後の致死的な状況を回避することができます。当院では去勢手術→結腸固定→前立腺固定→骨盤隔膜構成筋の縫縮→内閉鎖筋フラップ→浅臀筋フラップの順で通常腹側・臀部左右両側同時に行います。また老化以外に、筋肉が萎縮する原因があったり、腹圧がかかる原因があったりする場合も多いので、再発防止のためそれらの診断・治療も重要です。今回のワンちゃんも無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

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