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犬の歯槽膿漏の全顎抜歯手術(歯科)

2025/3/25(火)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を抜かずに残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果としてその子の負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子は口腔からの出血を主訴に来院されました。腹部には出血斑が認められ、持続的な出血による血液凝固異常が疑われました。輸血と同時に全ての歯が抜歯となりました。その後、元気に退院しました。良かったね。

犬の慢性大腸炎の下部内視鏡検査

2025/3/23(日)

時折便に血が混じる症状で来院されました。下部内視鏡検査で採材しました。病理組織検査の結果は「慢性大腸炎(軽度~中程度)」でした。

静岡南病院 休診のお知らせ 3/22(土)

2025/3/14(金)

静岡南病院 令和7年 3/22(土)を終日休診とさせていただきます。

急患の方は安東本院、瀬名病院にて診察可能です。

かかりつけの皆様には大変ご迷惑をおかけいたします事をお詫びいたします。

何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

静岡南病院 院長 上野崇史

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(眼科外科)

2025/3/12(水)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。今回の子もキレイに治りました。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2025/3/10(月)

当院ではありがたいことに他院様からの多数のご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の脾臓摘出手術(腫瘍外科)

2025/3/8(土)

ワンちゃんが健康診断のエコー検査で脾臓に大きな腫瘤が見つかりました。脾臓腫瘤は良性でも破裂するリスクがあるため飼い主様とのご相談の結果摘出手術となりました。脾臓の病理組織検査の結果は「脾血腫」で良性した。無事元気に退院しました。良かったね。

犬の中手骨骨折の整復手術(整形外科)

2025/3/6(木)

体重4.3kgのパピヨンちゃんが左手の第3-4の中手骨骨折で来院されました。0.8mmK-wireによるDowel pinning法(ウルヴァリン:ただし、材質はステンレス鋼であり、アダマンチウムではありません)で対応しました。その後無事癒合し元気に走れるようになりました。よかったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2025/3/4(火)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し歩けるようになり、ご紹介元の先生にお返ししました。良かったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2025/3/2(日)

市内の先生からダックスちゃん両後肢麻痺グレード5でご紹介がありました。MRI検査で第3ー第4腰椎間椎間板ヘルニア、右側優位な圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く

第3眼瞼腺逸脱(チェリーアイ)の手術(眼科外科)

2025/2/28(金)

コッカースパニエルやブルドッグ、最近はチワワなどに多い病気ですが、猫にも見られることがあります。涙を作る第3眼瞼腺の基部がとび出したまま、元に戻らなくなります。単純に切除をしてしまうとドライアイになってしまいますので、手術で元の場所に戻す必要があります。今回の子も再発なくキレイに治りました。よかったね。

診療案内

ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。

  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
  • 駒越病院 TEL 054-337-3210 詳しくはこちら
  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。