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ゴールデンウィーク期間中の休診日のお知らせ2023

2023/4/27(木)

4/29、5/3-5はグループ4病院とも休診となります。休診中は安東本院にて祝日診療(急患受付)をしています。事前に電話予約のうえ、ご来院下さい。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。

犬の脾臓腫瘤破裂の手術(腫瘍外科)

2023/4/25(火)

イタリアングレーハウンドちゃんが脾臓腫瘤の手術依頼で来院されました。エコー検査では脾臓に腫瘤が存在し、腹腔内に出血も疑われる状態でした。脾臓全摘出を行い無事手術は終了、元気に退院しました。病理組織検査の結果は「血腫(大腫瘤部)
骨髄脂肪腫(複数の小腫瘤部)」で良性でした。よかったね。

ハリネズミの子宮内膜間質腫瘍の手術(エキゾチック)(腫瘍外科)

2023/4/23(日)

ハリネズミちゃんが昨晩からの陰部出血を主訴に来院されました。エコー検査にて子宮の病気を疑い、卵巣子宮全摘出手術を行いました。病理組織検査の結果は「子宮内膜間質腫瘍」でした。腫瘍細胞の脈管
浸潤はみられず、左右卵巣に著変はみられませんでした。翌日無事元気になって退院しました。良かったね。

犬の乳腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2023/4/21(金)

ワンちゃんが下腹部の真ん中あたりにできたシコリを気にされて来院されました。診察時に右側の乳腺部分にもシコリを認めたため2ヶ所同時に切除しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「①右第3-4乳腺腫瘤:乳腺癌(単純型)②左第4乳腺腫瘤:脂肪腫」でした。腫瘍細胞の脈管浸潤像は観察されずサージカルマージンは明瞭でした。無事元気に退院し、その後再発もなく経過は良好です。よかったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2023/4/19(水)

当院では他院様からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の「舌の出ない」下顎犬歯の抜歯(歯科)

2023/4/17(月)

一般的に歯周病などで下顎の犬歯を抜歯する場合、舌が変位・下垂して出っぱなしになることが多いです。これは獣医学的にも、仕方のないこととされていますが、少しの工夫でこれは避けることができます。抜歯した付近の口腔粘膜を切開・整形・縫合することで、元通りの外観を保つことができます。今回の子も重度の歯周病で全ての歯を抜歯しましたが、舌は出ないですみました。よかったね。

猫の下垂体巨大腺腫疑いのMRI検査

2023/4/15(土)

猫ちゃんが目の症状の精密検査希望で来院されました。MRI検査の結果、下垂体領域に7.1mmx6.2mmの孤立性腫瘤を認めました。腫瘤はT2強調画像において低〜等信号、FLAIR画像では均一な等信号、T1強調画像では低信号を示し、造影T1強調画像では比較的均一な造影増強効果を示しました。画像結果から下垂体巨大腺腫が第一に疑われました。

犬の橈骨尺骨骨折の整復手術(整形外科)

2023/4/13(木)

右前腕の橈尺骨骨折のトイプードルちゃんのご紹介がありました。橈骨尺骨骨折は動物病院では一番よく遭遇する骨折です。骨の太さや厚み、犬種や体重、性格(活動性)に合わせてインプラントの種類を選択します。今回はロッキングプレートであるPAXで対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。

犬の縫合糸反応性肉芽腫の手術(外科)

2023/4/11(火)

新患のワンちゃんが左第5乳腺部(既に両側乳腺全摘出済み)付近にできたシコリを痛がるとの事で来院されました。病歴から縫合糸反応性肉芽腫が疑われたため、外科切除ののち皮下に糸を残さないような縫合を行いました。病理組織検査の結果は、内部に縫合糸を認め、それに対する炎症反応も認められるため「化膿性肉芽腫性皮膚皮下織炎(縫合糸反応性肉芽腫」でした。その後元気に退院し、再発もありませんでした。よかったね。

ウサギの嚢胞状子宮内膜過形成(エキゾチック)

2023/4/9(日)

3歳のウサギさんが、特に気になる症状はないのですが、避妊手術希望で来院されました。飼い主様のご希望で切除組織を病理組織検査に出しました。検査の結果は「嚢胞状子宮内膜過形成」でした。「①子宮:子宮内膜は肥厚し、固有層では子宮腺が増生しています。一部の子宮腺は嚢胞状に拡張しています。間質では間質細胞や小血管が増生し、観察部位によっては粘液産生や軽度のリンパ球浸潤を認めます。筋層および漿膜に著変は認められません。②卵巣:検索範囲に病理学的異常所見は認められません。」との病理の先生からのコメントでした。翌日元気に退院されました。「女の子のウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。

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