やまと動物病院 > お知らせ

犬の会陰ヘルニアの整復手術(外科)

2018/1/4(木)

5~6歳以上の去勢手術をしていないオス犬に多い病気ですが、メス犬や去勢した犬に起こることもあります。お尻の筋肉が萎縮した結果、筋肉の隙間から直腸や膀胱が皮膚の下にとびでてしまいます。これにより便が出にくくなったり膀胱炎になったりします。手術をすることで機能回復および今後の致死的な状況を回避することができます。当院では去勢手術→結腸固定→前立腺固定→骨盤隔膜構成筋の縫縮→内閉鎖筋フラップ→浅臀筋フラップの順で通常腹側・臀部左右両側同時に行います。また老化以外に、筋肉が萎縮する原因があったり、腹圧がかかる原因があったりする場合も多いので、再発防止のためそれらの治療も重要です。今回のワンちゃんも無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の頚部椎間板ヘルニアのMRI検査

2018/1/2(火)

ビーグルの子が四肢不全麻痺のMRI検査依頼でご紹介がありました。MRI検査では第5-6頚椎間に椎間板ヘルニアを認めました。その後、紹介もとの病院様での治療となりました。

年末年始休診日のお知らせ

2017/12/31(日)

安東本院・瀬名病院・静岡南病院・駒越病院の4病院、12/31~1/4が休診となります(30日の診察は午前中のみになります)。休診中対応の詳細につきましては来院時にスタッフにお尋ねください。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。003

犬の甲状腺癌の細胞検査からの摘出手術(腫瘍外科)その2

2017/12/31(日)

前回の検査からの手術です。腫瘍が浸潤している血管ごと切除し、無事終了し元気に退院しました。病理組織検査の結果は「甲状腺癌(濾胞充実性)」でした。

犬の甲状腺癌の細胞検査からの摘出手術(腫瘍外科)その1

2017/12/29(金)

ワンちゃんの頚部のシコリに気がついて来院されました。細胞診検査の結果では「上皮性腫瘍を疑う」とのことでした。採取部位、細胞の形態から甲状腺癌の可能性も考慮されるとのことでしたので、手術となりました。→その2へ続く

犬の歯石除去の手術(歯科)

2017/12/27(水)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石を超音波スケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。

犬の膀胱・尿道検査(エコーガイド下カテーテル生検)

2017/12/25(月)

頻尿・尿閉の症状で来院されました。エコー検査で膀胱尿道移行部の粘膜面の不整を認め、麻酔下でエコーガイド下カテーテル生検による細胞検査を行いました。セルパック法による組織検査の結果は「尿道部移行上皮癌を疑う」でした。その後ピロキシカムによる内科治療を行い再び尿が出るようになりました。

犬の腰部椎間板ヘルニアのMRI検査→内科治療

2017/12/23(土)

ミニチュアダックスの両後足麻痺グレード2でした。MRI検査にて第1-2腰椎間右側圧迫と診断しました。画像結果および高齢なこととグレード2であったため、相談の結果まず内科的に治療をしていくこととなりました。その後順調に回復し、1ヵ月後には元気に歩けるようになりました。よかったね。

犬の鼡径ヘルニアの整復手術(外科)

2017/12/21(木)

ワンちゃんがお腹の腫れで来院されました。レントゲン検査の結果、鼡径部の筋肉の隙間から腸が皮下にとび出している「脱腸」の状態でした。手術により整復し、同時に乳腺腫瘍の摘出も行いました。術後は回復も順調で無事退院しました。よかったね。

犬の頚部椎間板ヘルニアのMRI検査→手術(ベントラルスロット術)その2

2017/12/19(火)

腹側減圧術(ベントラルスロット)と呼ばれる手術です。レントゲンで確認しながら手術を行います。無事終了し元気になりました。よかったね。

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  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
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  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
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JARMeC 日本動物高度医療センター

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との連携について

当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。