やまと動物病院 > お知らせ

犬の歯石除去の手術(歯科)

2017/4/30(日)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。

犬の歯肉腫瘤の手術(外科)

2017/4/28(金)

ワンちゃんが歯肉にできたシコリの診察で来院されました。診察すると上顎の歯肉の一部に腫瘤を認めたため、歯石除去を兼ねた生検を行いました。検査の結果は「歯肉過形成を伴う慢性歯肉炎(軽度~中程度)」でした。腫瘍ではありませんでしたので、今回の切除で治療終了です。よかったね。

犬の潜在精巣(停留精巣)の手術

2017/4/26(水)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、ネコでもたまにあります。潜在精巣では将来的な腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。当院の超音波検査での潜在精巣の発見率は100%ですので、どこにあるかわからず無駄に手術の傷が増えることはありません。ダメージの少ない手術が可能です。

犬の胃内異物 内視鏡検査からの胃切開による異物摘出

2017/4/24(月)

ビニールシートを食べてしまってから吐いているというワンちゃんが来院されました。レントゲン検査および超音波検査で胃内異物の存在が疑われました。その後内視鏡で摘出を試みましたが、滑りやすくバラバラに噛み砕かれていたため、すべての摘出は時間がかかりすぎると判断し、胃を切開しての摘出となりました。数日間入院し、無事元気に退院しました。よかったね。

子猫の里親さん募集しています4/22→決まりました。ありがとうございます

2017/4/22(土)

生後2ヶ月。とてもかわいいです。面会もできます(面会は予約制になります。安東本院まで、お問い合わせください)

犬の脾臓摘出手術(外科)

2017/4/20(木)

ワンちゃんが避妊手術のご依頼で来院されました。術前検査で脾臓に腫瘤を認め、相談の結果避妊手術と同時に脾臓の摘出もご希望されました。脾臓の腫瘤は良性の場合と悪性(ガン)の場合があります。ただし、脾臓は血液が豊富な臓器であるために良性でも腫瘍が破けて出血を起こすと致命的になります。手術も無事終了し元気に退院しました。病理組織検査の結果は「リンパ濾胞過形成」で良性でした。よかったね。

歯内治療・保存修復(歯科)

2017/4/18(火)

硬いものをかじって折れたり、削れてしまったりして、神経(歯髄)の露出してしまった歯は、昔の獣医療では抜歯するしかありませんでした。しかし現在ではヒトの歯科と同様に保存修復が可能となってきています。当院では10年前からこの治療を行っています。歯が残せる、ということで大変喜ばれています。今回のワンちゃんもキレイに治りました。よかったね。

猫の内視鏡による胃内検査

2017/4/16(日)

頻繁に嘔吐する猫ちゃんが精密検査依頼で来院されました。超音波検査で胃壁の肥厚を認め、腫瘍性疾患の疑いで内視鏡検査を行い、数ヶ所胃粘膜を採取し病理組織検査に出しました。結果は「リンパ腫」でした。以下、病理診断医のコメント:粘膜固有層には多形性を示す腫瘍性のリンパ球が瀰漫性に観察される。核は類円形を示し、大小不同である。明瞭な核仁が1個ないし複数観察され、核分裂も散在性に観察される。異型リンパ球が胃粘膜固有層に広く観察されますことから、リンパ腫と判断されます。

犬の前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2017/4/14(金)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。

犬の癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2017/4/12(水)

けいれん発作が出るとのことでMRI検査希望でご紹介がありました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でご紹介いただいた病院様へお返しさせていただきました。

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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。