釣り針を飲み込んでしまったワンちゃんが来院されました。診察時には口から釣り糸がたれており、レントゲン検査では食道に釣り針があるという状況でした。すぐに麻酔をかけ内視鏡で摘出しました。その後無事元気に退院しました。よかったね。
ワンちゃんが繰り返す嘔吐の症状で来院されました。エコー検査で胃内に異物を確認、絶食をして翌日内視鏡検査を行いました。幽門部にはさまっている異物を確認し、鉗子で摘出しました。トウモロコシの芯による腸閉塞は今年も数件ありましたが、今回は胃の中にあるうちに回収できてラッキーでした。無事元気に退院しました。よかったね。
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生後2ヶ月。とてもかわいいです。面会もできます(面会は予約制になります。安東本院まで、お問い合わせください)
子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。
吐き気が続いて、元気・食欲がないダックスちゃんが来院されました。超音波検査で硬い異物による腸閉塞が画像から疑われましたので緊急手術となりました。大きいボタンが腸閉塞を起こしていました。無事手術は終了、元気に退院していきました。よかったね。
チワワちゃんが頚部の痛みで来院され、MRI検査を行いました。検査結果から、第2-7頚椎間に多発性の椎間板ヘルニアと脊髄空洞症を認め、まず内科治療から行いました。現在のところ痛みもとれて普通の生活が送れています。よかったね。
下血を主訴に来院されました。症状から、ダックスに好発する大腸炎症性ポリープが疑われましたので、下部消化管の内視鏡検査を行いました。下降結腸遠位に小型のポリープが全周性に多数認められ、組織を採取しました。病理組織検査の結果は「炎症性ポリープ」でした。その後、内科治療で良好にコントロールされています。
オス猫の尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。後者の術式はさらに現在3種類の方法に分かれますが、実際にやってみますとそれぞれに長所短所があります。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。
ペットとしてのミニブタは臭いや発情時の大変さから不妊手術を行うことがほとんどです。ミニブタにとっても病気の予防、ストレスの軽減といった観点からメリットの大きい手術です。当院では犬猫同様の丁寧な麻酔方法で安全な手術を行っています。
レトリバーちゃんが両後肢麻痺グレード3で来院されました。MRI検査の結果、第2-3腰椎間に椎間板ヘルニアを認め、ヘルニアの形状から内科治療を選択しました。その後、片足に若干麻痺が残るものの、自立歩行が可能となりました。よかったね。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。