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イヌの膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2015/4/24(金)

今月は特に多いですが、小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を組み合わせるのが大切です。術前→術後レントゲン

犬の膀胱・前立腺検査(エコーガイド下カテーテル生検)

2015/4/21(火)

血尿・頻尿の症状で来院されました。エコー検査で前立腺の肥大と嚢胞、膀胱尿道移行部の粘膜面に不整を認め、去勢手術と同時に細胞検査を行いました。エコーガイド下でカテーテルを病変部分に誘導し細胞を採取しました。針で刺す検査に比べ病理細胞検査悪い細胞を撒き散らす心配のない優れた検査です。細胞検査では軽度に異型性のある細胞が検出されましたので、定期的なエコー検査をしていくこととなりました。【動画】エコーガイド下カテーテル生検 

ウサギの造影レントゲン検査(エキゾチック)

2015/4/17(金)

ウサギさんの胃のうっ滞(毛球症)の検査には造影レントゲン検査が有用です。水溶性ヨード剤を使用することで、胃内容物を水和・軟化させ通過を促し、治療も兼ねた検査となります。伏せの状態で上手に飲ませることにより苦痛のないお腹側からみたところ側面像検査が可能です。

犬の肝臓腫瘍の手術(その②)

2015/4/14(火)

手術は輸血をしながら行いました。大きな腫瘍でしたが無事摘出できました。順調に回復し、先日抜糸も終わりすっかり元気になりました。よかったね。大きな腫瘍病理組織検査結果 肝細胞腺腫

犬の肝臓腫瘍の手術(その①)

2015/4/11(土)

11歳の柴犬ちゃんが、元気食欲がないとのことで来院されました。エコー検査で肝臓の内側左葉に巨大な腫瘤を認めました。手術を視野に飼い主様と相談を黄丸が腫瘍ドップラーエコーで葉を確認して経過をみていたところ、2週間後に突然調子が悪くなり、検査で腫瘍からの出血が認められ緊急手術となりました。

ウサギのヒゼンダニ感染症(エキゾチック)

2015/4/7(火)

皮膚の様子《動画》顕微鏡でみたダニの様子皮膚を痒がるウサギさんが来院されました。顔や四肢の皮膚に特徴的な皮疹を認め、検査したところヒゼンダニの感染が認められました。お薬で治療したところすっかり痒みもなくなりキレイになりました。よかったね。

犬の橈尺骨骨折の手術(整形外科)

2015/4/3(金)

前腕骨折のトイプードルちゃんです。よくある骨折ですが、割と遠位(指先に近い)での骨折でしたので通常より難易度が上がります。レントゲン画像から予定されるスクリューを入れる位置は1点のみ、他に選択肢はありません黄丸が骨折部位術後レントゲン画像ので集中力が必要です。無事手術は終了し元気に退院していきました。よかったね。

犬の股関節脱臼、腹腔内停留精巣腫瘍、脾臓腫瘍の手術

2015/3/31(火)

老犬の子が股関節脱臼で歩けないとのことで来院されました。手術計画を立てるための術前検査で、お腹の中に精巣と脾臓の腫瘍が見つかったため、飼い主様と相談し、今後のことを考えて1回の手術ですべて治すことになりました。麻酔時間を短くし体への負担をなるべく少なくするため、スタッフ一丸となって素早く丁寧に手術しま脾臓腫瘍左右精巣大腿骨頭セルトリ細胞腫した。幸い摘出したものの中に非常に悪性というものはなく、順調に回復し元気になりました。よかったね。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮

2015/3/27(金)

待合室にいるヒョウモントカゲモドキのマックちゃんは月1ペースで脱皮します。脱皮の前日は体全体プレデターみたい・・・が白くなります。病気ではありませんのでご安心ください。

犬の膀胱結石の手術

2015/3/24(火)

レントゲン手術カメラで撮影した結石血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱内に複数の結石を認め、手術による摘出となりました。結石の数が多かったため、取り残しがないか「術中エコー」で確認しながら手術を行いました。分析検査の結果は「シュウ酸カルシウム尿石」でした。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

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