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脛骨粗面の剥離骨折(整形外科)

2014/4/17(木)

1歳以下の若いワンちゃんに多い骨折です。成長期のまだ骨が弱い時期に、外から強い力が加わることで、膝の靭帯付着部の骨がはがれてしまう骨折です。少し違いますが、ヒトのオスグット病に似ています。変位が少なければギプスで治療します。大きくはがれている場合は、写真のようにキルシュナーワイヤーで固定します。この子もきれいに治ってすっかり普通になりました。よかったね。

犬の「神経根症状」椎間板ヘルニアのMRI検査・手術(その2)

2014/4/15(火)

翌日、手術となりました。神経根周囲の手術は通常の椎間板ヘルニアの術式(hemilaminectomy)よりも、より深いところを操作する術式(mini-hemilaminectomy)を併せた方法となるため難易度が上がります。手術も無事終わり、翌日からは痛みもなく、2週間後にはすっかり普通に戻っていました。よかったね。

犬の「神経根症状」椎間板ヘルニアのMRI検査・手術(その1)

2014/4/11(金)

歩くことはできても痛みが強く、お薬や理学療法になかなか反応しない。このような症状の場合、脊髄本体よりもそこから体の左右に伸びている神経根に対して椎間板ヘルニアが起こっている場合があります。画像のワンちゃんも歩行はできますが、注射から内服にすると痛みが出るためMRI検査となりました。検査の結果、第12-13胸椎間に右側の神経根を圧迫している椎間板ヘルニアが発見されました。

前十字靭帯断裂の検査(整形外科)

2014/4/9(水)

前十字靭帯断裂は比較的よく診る病気です。ワンちゃんで多く、ネコちゃんでもたまにみられます。前十字靭帯は膝の安定性に関わる重要な靭帯ですので、これがダメになると膝がグラグラになります。レントゲンによる「脛骨の前方引き出し徴候(Cranial Drawer Sign)」をみる検査で診断がつきます。

内視鏡による異物摘出(マスク)

2014/4/4(金)

マスクを丸ごと飲み込んでしまったワンちゃんが来院されました。エコー検査で胃の中にあることを確認し、内視鏡で無事取り出せました。よかったね。知り合いの動物病院さんでも最近、マスクの内視鏡摘出があったそうです。今の時期は花粉症でワンちゃんがマスクを食べてしまう機会が多いかもしれません。注意が必要です。

《動画》胃のエコー画像:右側の黒いのがマスクです

凍結治療(クリヨペンX)

2014/4/1(火)

以前にもアップしたことがありますが、体の表面にできたイボなどを液化亜酸化窒素ガスを使用して除去する治療です。全身麻酔を必要とせず治療ができるため、病気持ち・お年寄りのワンちゃん・ネコちゃんに喜ばれています。

《動画》照射の様子

猫の喉頭腫瘍の手術(その2)

2014/3/28(金)

のど側から切開し、腫瘍を摘出、解剖学的に元通りに縫合し手術を終えました。病理組織検査の結果は「高グレードリンパ腫」でした。現在、抗癌剤治療により、呼吸状態もよく元気にしています。よかったね。

猫の喉頭腫瘍の手術(その1)

2014/3/25(火)

8歳の猫さんが呼吸困難で来院されました。触診でのどにシコリを認め、MRIによる検査を行いました。シコリは声門を塞ぐような形で成長しており、気管挿管が困難なほどでした。撮像後、症状の改善と病理組織検査を兼ねて、緊急手術となりました。

連休中の診療時間について

2014/3/22(土)

やまと動物病院は市内4病院で365日医療体制になっております。診療時間についてはお電話にてお問い合わせください。

フクロモモンガの去勢手術(エキゾチック)

2014/3/18(火)

フクロモモンガの去勢手術がありました。以前もアップしたことがありますが、フクロモモンガはつがいで飼育しているとどんどんふえてしまう、ということと、単独飼育ではストレスからの異常行動がでやすい、ということで去勢手術が推奨されています。先週はミニブタの去勢手術、ボールパイソンの手術もありました。

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