上顎と下顎に腫瘍ができたワンちゃんが来院されました。MRI検査と病理組織検査を行いました。病理組織検査の結果はどちらも「肉腫NOS(悪性黒色腫を第1に疑う)」でした。
子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。
陰部からの出血を繰り返し、元気食欲がないとのことで来院されました。エコー検査にて子宮に腫瘤を認め、手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「子宮内膜過形成」でした。「左右子宮角の子宮内膜は、びまん性に過形成所見が認められます。卵巣では、卵胞の形成が認められますが、検索範囲で明らかな腫瘍性病変は認められません。」とのコメントでした。翌日元気に退院されました。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。
右上腕骨骨折のワンちゃんです。遊離骨片の整復には吸収糸をサークラージワイヤーのように用い、ロッキングプレートであるMatrix Mandibleストレートプレート2.5mmを13穴にカット、2.4mmロッキングスクリューで遊離骨片ごと固定することで対応しました。治りも順調で元気に歩いて帰りました。よかったね。
精巣の大きさが左右異なる(右側が大きい)とのことで来院されました。腫瘍が疑われたため手術で切除しました。病理組織検査の結果は右「精上皮腫(セミノーマ)」および左「セルトリ細胞腫」でした。その後特に転移も無く元気にしています。よかったね。
頬の内側粘膜にできた腫瘍の摘出手術です。病理組織検査の結果は「悪性黒色腫」でした。この腫瘍は口腔内に発生した場合、転移も早く予後が悪いことが多いです。普段から口腔内をチェックすることが大切です。
先日新しく導入したCanonのAplio a / Verifiaです。先代のaplio300から5年ぶりの入れ替えです。今回で6台目になりますが毎回入れ替えるたびに画質が向上していて驚きです。もはや体の中が透けて見えるようです。超音波(エコー)検査は動物にダメージを与えることなく、多くの情報を手に入れることができる優れた検査です。
生後2ヶ月 男の子 面会できます(要予約になります。安東本院までお電話にてお問い合わせ下さい)受付にいることもありますので是非面会に来てください。 #しっぽ長くて曲がってる #撫でられるの大好き #お腹出してアピール #おめめパッチリ #愛嬌あります #おもちゃ大好き #少しおっちょこちょい #元気いっぱい →9/19決まりました。ありがとうございます。
ダックスちゃんが乳腺にできたシコリを気にされて来院されました。単一乳腺切除術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳腺癌(単純型)」でサージカルマージンも明瞭でした。以下、病理診断医の先生からのコメント:腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されませんが、経過にはご注意ください。
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当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。